春のソウル -2日目と3日目-
ゆっくり寝て、ゆっくりシャワーを浴びて、ラウンジへ朝ごはんを食べに来ました。
空いているラウンジでかぴばらと朝ごはんです。
朝ごはんも種類豊富。小さなベーグルが嬉しかった。 トースターで少し焼いて、クリームチーズをつけていただきました。 かぴばらが大好きないちごとスイカもあります。
朝からお腹いっぱいです。
昨日は寒かったけど、今日はそうでもないみたい。陽射しが少し温かいので、少し観光することにしました。
地下鉄三成駅は2号線。教大前で乗り換えて3号線で北上します。途中、漢江を越えるときは地上に出ます。 何度かソウルに来てるけど、漢江を見たのは初めてだなぁ。
安国（アングッ）駅で下車し、3番出口を出たら、そのまままっすぐ歩くこと約5分。昌徳宮(*1)入口に到着です。
日本流に言えば、かつての皇居別館といったところ。入場料はガイドなしなら3,000ウォン（約270円）です。
皇居も広いんだろうけど、ここも広い広い。門だけでいくつあるんだろう？って思うくらい。 敷地内には梅や桜など、お花がいっぱい。丁度見ごろを迎えている木も多くて、写真を撮っている人がたくさんいました。
昌徳宮を後にして、三清洞エリアをうろうろ(*2)。そして、景福宮(*3)に向かいます。
途中、露店のおじさんに手招きされて買ったのが、このお菓子。 あんこ少なめでちょっとカリカリな小さな今川焼といった感じ。 食感が軽くてぱくぱく食べれました。かぴばらも大喜び。
景福宮の門に到着です。入場料は昌徳宮と同じでガイドなしなら3,000ウォンです。
景福宮も広い広い。全部を見たらそれだけでくたびれそうなので、気の赴くままに歩いてみます。
王様のお部屋を再現したと思しきお部屋がありました。
この王宮もお花がいっぱい。レンギョウがきれいに咲いていました。
景福宮は半年前にも来たのだけど、すごい雨で観光を断念した場所。今日は暖かいのでのんびり観光です。
一通りぐるりとした後、木の赴くままに歩いたら博物館がありました。
これは、十二支の石像。動物がみんな衣装を着ていて面白い。
十二支の石像があるところのすぐそばには、古い商店街が再現されたエリアがありました。
日本で言うなら、江戸東京たてもの園ってところかな。日本のそれとよく似ています。
古い伝統家屋も再現されていました。漢字で書かれた旗が入口に掲げられています。 「立春大吉」なんてなんか縁起がよさそうじゃありませんか。
景福宮を後にして、地下鉄の駅へ向かう途中の歩道にこんなかわいい地図を見つけました。 ハングルが読めない人にもこれはべんりでいいかも。
時刻はお昼過ぎ。そんなにお腹は空いていないけど、ちょっと何か食べたいなって感じ。
こういうときスマホが便利。 韓国情報サイトを見て、ホテルに戻る途中に「高速バスターミナル」という駅があり、ショッピングモールもあるみたいなので、途中下車して寄ってみることに。
本当に韓国各地への高速バスの発着地だそうで、土曜日の午後のこの時間帯はとっても多くの人がいました。
バスターミナルの1つ上のフロアは庶民的なレストラン街になっています。
ハングルは読めないけど、店頭にメニューがある店が多く、助かります。
オイスターハウス。牡蠣か。悪くないと思い入ってみました。
写真入りかつ英語表記もあるメニューがあって助かります。軽いものがいいのでカキ雑炊をお願いしました。
雑炊が出来上がる前に、たっぷり入ったキムチ（大根と青菜って感じ）とコチュジャンを付けて食べてくださいって感じで前菜を出してくれます。 青菜キムチははさみで適当な大きさに切って食べます。
来ました、カキ雑炊。あっさり味で美味しい。 物足りなかったら、キムチを入れて食べると最後まで飽きずに食べれます。 これで7,000ウォン(約630円）。ごちそうさまでした。
再び地下鉄に乗って、ホテルに戻りました。
ジムで軽く体を動かして（ウェアとシューズは無料で貸してくれます）、部屋で夕方までのんびり読書。 これならソウルへ行かなくても・・・って思うけど、いやいや一人旅こそ目的は読書みたいなものです。
切りがいいところまで読み終えたら6時を過ぎていました。ラウンジへご飯を食べに行きます。 出されるフードは前日とほぼ一緒ですが、チヂミの具が違うとか微妙な変化はありました。
デザートのケーキも、前日とは違う種類があって、かぴばらは大喜び
「おいしぃ、ちゅー。」
お部屋に戻って、前日と同じようにのんびりお風呂タイム。明日は早いので、早めにベッドに入ります。
帰ります
4時半ごろ起きました。5時半のバスに乗りたいんです。
こんな時間にラウンジは空いていないし、こんな時間じゃ食欲もありません。
チェックインした時、アンバサダー会員へのサービスでフルーツが提供されます。 リンゴとオレンジとバナナが部屋に置かれていました。
バナナたーべよっと。
ホテルを5時ごろチェックアウトしました。
ホテルに来る時は地下鉄を乗り継いだけど、こんな時間じゃ乗り継ぎに時間がかかりそうだし、地下鉄は階段が多いので、帰りは金浦空港までリムジンバスを利用することにしました。
ホテルから外に出ずにCity Air Terminalにつながっています。 大韓航空など一部のエアラインはチェックインもできる、日本で言うならかつてのTCATのような場所です。 ちなみにチェックインカウンターはバス乗り場の１階下のフロアです。 ホテルからはつながっていたけど、こんな時間なんでビル中暗くてちょっと怖かった。
金浦空港行きリムジンバスの始発は5時半。30分間隔のようです。もちろんインチョン行きもあります。
チケットは券売機で買います。英語表記もあるのでハングルを読めなくても大丈夫
券売機の隣は、両替所です。この時間はまだ開いていなかったけど、前日ここに少し両替に来ました。 円とUSドルに対応しているみたいです。レートは悪くなかったですよ。
こんなに朝早い時間ですが、コーヒーショップがもうオープンしていました。
残念ながら乗車時間になっても英語のアナウンスが無いのが欠点ですが、案内板は英語表記があるので、どちらの空港行きが出発するかはわかります。
金浦空港までは7,000ウォン(約630円）。 地下鉄は1450ウォンだったので、だいぶ高いけど、車内の座席は広くて快適。 荷物を持って移動しなくていいし、寝過ごすこともないので、三成駅近くに泊まっている場合は便利だと思います。 チケットにはロッテ免税店のクーポンがついていました。 年末まで使えるものなので、また来てねってことなんでしょうか。なかなか商魂たくましいです。
漢江を見ながら高速をぶっ飛ばすこと約30分。 日曜の朝だったせいか道が空いていたようで、だいぶぶっ飛ばしたバスは金浦空港に到着です。 この日は朝から雨だったので、バスにして正解だったかも。
JALカウンターでチェックインし、ラウンジへ。
少しお腹がすいてきたので簡単に朝ごはんを。朝からお酒もあったけど、あまりの眠さに飲みたいとは思えなかった（苦笑）
6:30からルーターを借りたカウンターがオープンします。返却しに行って、精算しました。
JL90便は8時出発。来る時と同様、国内線仕様の機体で、全席エコノミーですが、確保できた前方座席はいわゆるクラスJ席。 足元が広くて快適でした。朝が早いせいか、搭乗率も50%ってところかな。 静かで快適なフライトで、ほぼ予定通りに羽田に到着。
午前11:30に自宅に到着。いやー、ソウルは近いぞ。
