ぶたのしっぽ

静かで鄙びた温泉

だんなです。岩木山周辺にはたくさん温泉があります。 きょうは湯段温泉に行ってみましょう。

白くなった岩木山

岩木山はもう上の方は白く雪が積もっています。 もう紅葉はすっかり終わっていましたが、唐松の紅葉した葉がまだたくさん見れました。

岩木山神社の前を通過して、ゴルフコース、総合運動公園のそばを通っていくと右手に嶽温泉という看板が見えてきます。 それを過ぎると信号機のある交差点があります。左折するとミズバショウ公園などの案内がみえます。 案内に沿って左折して道なりに進みます。左手に小学校があります。そして右手にミズバショウ公園がみえてきて、それを過ぎると道路のそばには別荘風の建物があります。道がやや右手に曲がると、ありました。湯段温泉です。 嶽温泉からみると、山を少し下った辺りになります。

民宿みたいな感じの旅館が「ゆだんの宿」です。

お風呂

玄関を入ると正面にお風呂の入口がみえています。 左手がフロントです。ここで入浴料350円を払います。

脱衣所

脱衣所はこじんまりとしています。

お風呂

お風呂は湯船の向こうに林がみえていて、床は寒くないように板張りになっています。 窓がけっこう大きいので開放的な印象です。

お湯は薄濁りで、それほど熱くありません。丁度いいお湯加減です。 じゃっかん金気臭があります。 いい感じのお湯で、ゆっくりつかっていると体に小さな泡がついてきます。炭酸泉なんですね。

湯船は1.5m四方ほど。大人が3人くらいゆったりと入れます。

洗い場は2つです。カランは最近のお風呂場に多くなったタイプです。旅館なので使いやすい機器にしてるんでしょうね。リンスインシャンプーとボディーソープもありました。

あとからお客さんが1人入ってきました。 ご近所なのかと思ったら少し離れた五所川原の人でした。 五所川原といえば垂直に20m以上もそそり立つ立佞武多が有名ですねというと。 「有名になりすぎて、、、」となんだか語尾が寂しげでした。 観光客が増えて賑やかになるのはうれしいんでしょうけど、自分たちの祭りが観光客ばかりになるのは一抹の寂しさがあるのかな?

薪ストーブ

ロビーにはもう薪ストーブが炊かれていてとっても暖かいです。 しっかり汗をふいてから温泉を後にしました。

お風呂上りもお肌がすべすべだし、体がぽかぽかするいいお湯でした。

Information

料金:
350円
泉質:
ナトリウム・マグネシウム・カルシウム塩化物-炭酸水素塩泉 (等張性中性高温泉) pH6.6、44.4度
アクセス:
弘南バス、弘前駅前の6番乗場から枯木平行きで、“湯段口”下車。徒歩1.2km 15分