ぶたのしっぽ

クエ鍋

Nikkei.NETに「クエ鍋のお取り寄せ」の記事が出ていました。 クエは、九州では「アラ」と呼ばれるハタ科の大きな魚です。 漁獲量が極めて少ないので「幻の魚」とも呼ばれます。 大きいものでは40Kgもあって、ウロコも固いので、ウロコはリンゴの皮をむくような感じで包丁ではがすんだそうです。

さて、早速、取り寄せをしてみましたので、ご紹介します。

注文

まず、和歌山県にある「岬旅館」に電話をします。電話は、0738-64-2975です。 「クエ鍋セット」の注文をお願いしたいと伝えると、自宅のFAX番号を聞かれ、そこにしばらくすると注文書がFAXされてきます。 それが、左の写真です。必要事項を記入してFAXを送ります。

1万円と、身を増量した1万2千円の二種類があります。 FAX番号は、0738-64-2710です。 そうすると、指定した日にクール宅急便が届きます。 代引きなので、送料込で11,270円でした。

中身

届いたクール便を開けたところです。中には、二つに分けてクエの身(350g x 2)と、薬味、ポン酢、クエひれ酒用のヒレと昆布が入っていました。

盛り付け

お皿に、身を並べてみました。左がアラとぶつ切りで、右が厚切りの身です。

お鍋

お鍋に、昆布だしをとって、アラ(骨)を入れしばらく煮てから、野菜をいれました。 アラしか入れていないのに、スープがうっすらといい脂で濁っているのがわかるでしょうか?

大きな身

厚みのある大きな切り身は6切れありました。 身は生だとうっすらとピンク色をしていますが、煮ると白くなって、もちもち・プリプリっとしてます。

食べるとふぐのように繊細というよりも、もっと味わいがあって脂ものっていて幸せな気分です。 身はしっかりと火を通しても煮くずれすることはありませんし、固くなることもありません。 ある程度身を煮た方が身からいい出汁が出てあとの雑炊が楽しみです。

雑炊

お待たせしました。雑炊です。少しだけ塩を足して、味を調えて、卵を加え薬味のネギを散らしてできあがりです。あっという間に食べてしまいました。満腹です。

開運

今回のお鍋は、最初ビールではじめましたが、後は「開運」を冷でちびりちびりとやりながら食べました。 その開運の包装ラベルです。おめでたい絵柄ですね。