ばびーちゃんとけんちゃん

パパを訪ねて二百里??

いってらっしゃい

5月29日
  たづちゃん、どこ行くの??
お見送り
  ママと一緒に、パパとずんだちゃんに会いに行くんだって。 たづちゃん、いってらっしゃーい。ママに、おみやげお願いしてね。 みんなにお見送りされて、ママとたづはお出かけです。
  電車に乗って、空を飛ぶびゅーんに乗って、東京からは約800km。つまり約二百里。 (マルコってすごかったんだな・・・。つぶやき)。 着いたところは福岡。 パパは今、ここでお仕事してるんだって。 たづちゃんは、ジュースとおやつをもらってご機嫌です。
ジュース スコーン

ずんだちゃんだー

  ママはお仕事が終わったパパとご飯を食べに行きました。 うわー、おいしそうなお刺身だ。
  あ、たづちゃん、来てくれたの??あ、ずんだちゃんだ。おひさしぶりー。2匹は、抱き合って再会を喜び、パパとママのご飯をコバンザメするのでした。
お刺身 再会

大宰府

5月30日
  ママは、もうちょっとである試験を控えています。というわけで、次の日は福岡まで来たならと学問の神様、太宰府天満宮へお参りです。 大宰府へは電車で行きます。西鉄天神駅から二日市を経由して、約30分。運賃は390円です。 ずんだは、パパのポッケにいれてもらいました。 たづちゃんは、電車が大好き。外の景色を見ています。
  太宰府駅で下車すると、すぐ、天満宮の参道に出ます。有名な梅が枝餅の香ばしいにおいがあちらこちらからしてくるけど、まずはお参りお参り。
  この緑の木は有名な飛梅。本殿は朱塗でとてもきらびやかです。受験シーズンではないせいか、参拝客は少なめかな。ちょっと見ただけではよくわからないけど、麒麟の像がありました。池では花菖蒲が大きくてきれいに咲いてました。お、この名札はサッカー日本代表の・・・、同じ漢字だけど還暦って書いてあるから、同一人物じゃないわね。
  天満宮を参拝した後は、すぐ隣にある九州国立博物館へ。比較的最近できた、日本で4番目の国立博物館です。ここ、一度行ってみたいと思ってたんだぁ。 建物はかなり斬新なデザインです。内装も変わっていて、天井には木材がはりめぐらされています。 企画展のチベット展はなかなかよかった。チベット、ラサから運んできた仏像が本当にたくさん。仏像好きにはたまらないんじゃないでしょうか。東京で同じ企画を実施したら、ものすごく並ぶと思うけど、ここは待ち時間ゼロ。展示室もあまりこんでなくて、ゆっくり見れました。 常設展も、古代史好きにはたまらないような、土器、石器、埴輪などがいくら時間があっても足りないくらいたくさん展示されてます。
  少しお腹がすいたので、焼きたての梅が枝餅を買って食べながら駅に戻り、タクシーでJR二日市駅へ。ここからJRに乗って、博多に戻ります。

電車が楽しい

  JR九州は、素敵なデザインの車両が多いので、乗るだけで楽しいです。 入線してきたのは特急有明。これに乗って、小倉を経由し、門司港へ向かいます。
有明入線 有明 車内
  小倉までは約1時間。博多−小倉間は1時間に3本ぐらい特急が走っていて、なかなか便利なダイヤです。 往復の予定がある場合は、JR九州の割引切符、2枚切符、4枚切符が便利でお得です。 深い緑色を基調とした、社内はなかなかシック。また網棚がなく、飛行機のような物入れがあり、 車内はとてもすっきりしています。

レトロな街

  小倉で普通列車に乗り換え、終点門司港へやってきました。一度行ってみたいとずいぶん前からおもっていたところです。 ほんとに、線路がおしまいです。
終点
  この駅はとーっても古い駅舎が有名なところ。駅員さんもレトロな制服を着た人がいます。 駅 駅員さんとレトロな切符売り場 駅の外から
  時刻は午後1時。お腹が空きました。焼きカレーなんていう有名なB級グルメもあるけど、 ちょっといいものをということで、駅から歩いて2分ほどの場所にある門司港ホテルにやってきました。レストランはオープンキッチンになっています。
門司港ホテル オープンキッチン 前菜 メインディッシュ パンおいしい
  フレンチなのかな?でも海のそばだけあって、前菜の鯛のカルパッチョ、メインのスズキのポワレともに 素材が絶品。たづちゃんとずんだちゃんもランチを食べてご機嫌です。
  ランチの後はレトロな街をお散歩。これは、旧門司税関。
門司税関
  門司港のすぐそばから、関門大橋のすぐそばまで期間限定でトロッコ列車が走っています。かつての路線を復活させたのだとか。 その名も潮風号。海沿いの単線の線路を潮風を感じながらゆっくり走ります。 駅は全部で4つ。なんとボランティアで運営されているのだそうです。一駅だけ乗ってみましたが、のんびり感が 何とも言えずいい感じ。
潮風号 風を感じて
  駅は全部で4つ。なんとボランティアで運営されているのだそうです。一駅だけ乗ってみましたが、のんびり感が 何とも言えずいい感じ。

鉄子モード全開!

  トロッコ列車は九州鉄道記念館という駅を発着しています。というわけで、行くでしょ、このレンガ造りの建物は旧国鉄の社屋だそうで。 で、ここは鉄子にはたまらん場所、楽しいぞー。 この「にちりん」は国鉄時代の車両。「にちりん」に乗ったことはないけど、この色使い、なつかしいなぁ。 黄色の車両は、大宮の鉄道博物館では行列必至のミニ鉄道。 ここなら行列ゼロ。1回300円だけど、正直お金さえ払えば何度でも乗れそう。しかも車両がJR九州ならではの様々なデザインがあって見てるだけでもかわいくて楽しい。 が、乗っちゃうと、車両はあまり関係なし。しかも、正直、なにも操作しなくても勝手に走ります(^^;
これが記念館 にちりん ミニ鉄道
  1日で大宰府と門司はちょっと欲張っちゃったけど、めいっぱい楽しみました。