お彼岸に本願寺さんへお参り
そろそろ秋のお彼岸ですね。 お墓参りの季節です。
お墓参りに行きたいひと~。。。。し~~ん。あれぇ? びゅーんで行くんだよ~。「いく、ぶひ。」どうも、ぶたには「お参り」はわからないようです。
お参りには数珠とか色々と荷物があります。 大きな子はバッグに入らないので、小さい子を連れていきます。
品川駅に来ました。 改札そばにあるJR東海ツアーズの窓口でチケットを発券してもらいました。
新幹線ツアー・ダイレクト
今回はお参りだけなので、JR東海ツアーズの新幹線とホテルがパックになっているお得なパッケージにしました。 品川 - 京都往復の新幹線と京都宿泊が付いて¥26,200円でした。
乗ったのはのぞみでした。 各席の窓側にスマホやデジカメの充電ができるACコンセントがついてます。
さらに車内に無線LAN WiFiサービスがあって、わたしはドコモなんですけど、docomo WiFiでつながりました。
きょうは快晴だったので富士山見えました。くっきり。
「まってた、ぶひ。おいしい、ぶひ。」
だいだいはお弁当に大満足のようです。
何度来ても迷うんですけど、、、(汗)。 京都の新幹線は南側の八条方面に設置されてます。 本願寺さんは京都駅の北側なので、新幹線を降りるときは「新幹線中央口」を出て、駅の南北自由通路を通って北側に向かいます。
京の町割り
京都は御所のある北から南に向かって、東西の通りを一条、二条と呼びます。 京都駅は南側が八条です。 弁慶と牛若丸で有名な五条の橋は、京都駅の北側というわけです。
京都には天皇が永くいらしゃいましたので、御所の内裏で天皇から見て(南に向かって)左に“左近の桜”、右に“右近の橘”が植えられています。 その左、右というよびかたが、そのまま現代にも続いていて、東側を“左京区”、西側を“右京区”とよばれていると聞いたことがあります。
いまどきの地図は北が上なのでちょうど逆さまで混乱しちゃいますよねぇ。
駅ビルにある伊勢丹をスルーして烏丸口にでると正面に京都タワーがみえて、その隣が今夜の宿「法華倶楽部」です。 わかりやすいし、駅から近いので便利です。
駅前地下の商店街Portaを通ればいけます。
本願寺さんへは、京都駅の烏丸口を出て、大きな通り(塩小路通; 京都タワーの通り)を左手に進んで、正面に大きな通りにぶつかるので、そこを右手に曲がります。
駅からみると北西です。駅を背にして斜め左手かな。 歩くと15分くらいです。 駅から左手に歩いていくと、正面に大きな歩道橋があるので、それを右手の方にいくと大きな旗がお寺さんに掲げられているのでそれを目指します。
本願寺さんの並びにも別のお寺さんがあるので間違わないようにしましょう。
歩かなくても市バス9系統で京都駅前から西本願寺前までいけます。
本願寺さんの境内は信じられないくらい広くて白い石が敷き詰められています。 正面から見ると大きなお堂が二つ並んで建っています。 左手 駅から近い方が御影堂(ごえいどう)です。 右手が阿弥陀堂です。
お参りはまず右手の阿弥陀堂で行います。ハッキリ言って異常に大きいです。 靴を脱いで座敷にあがります。 いったい何畳あるんだろうという広い広いお堂に入れます。
丁度、お彼岸会でしたのでありがたいお坊様の読経を聞くことができました。 お坊様20人以上での称名はとても癒されるひと時でした。
せっかくここまできたら、隣の御影堂(ごえいどう)にも参拝しましょう。 御影堂は多くは“みえいどう”と読むことが多いのですが本願寺では、宗祖親鸞聖人を祀っていることから“ごえいどう”とよんでいます。
阿弥陀堂も御影堂も本当に立派でおどろくことしきりです。
本願寺と大谷
宗教論争に興味はありません。ただ、戦国時代 一向宗と呼ばれ時の権力者だった織田信長に抵抗したのが浄土真宗の門徒でした。 顕如(けんにょ)上人の時代です。そして様々な事情から浄土真宗は二つに分かれました。
一つが西本願寺を本山とする本願寺派と、東本願寺を本山とする大谷派です。 東と西という呼び方が多いので本願寺は西本願寺と一般にはよばれています。 また、大谷本廟を“西大谷”とよぶことがあります。
わたしの両親はすでに亡くなっていて、二人とも大谷本廟に分骨をしています。 本願寺さんでは、こうした門徒さんのために西本願寺と大谷本廟をいききする巡回バスを運行されています。
初めて本願寺さんに来た時はそんなことは知らず、西本願寺からタクシーで大谷本廟に行きました。
タクシー
タクシーのドライバーは地元に詳しいと思いがちですが、京都や東京もそうですが、単身赴任されているドライバーもいます。 以前「大谷本廟」へとお願いしたら、八坂さんの奥にある東本願寺の「大谷祖廟」に連れていかされたことがあります。 もしタクシーで大谷本廟にいかれる時は「東山五条」とか「五条坂下」とかハッキリと場所をいう方がよいでしょう。
阿弥陀堂の右手、おみやげものを売る建物の裏から西本願寺の門を出て、細い通りをはさんで本願寺の広い広い駐車場があります。 ここから大谷本廟への巡回バスがでています。およそ30分毎の運行です。
マイクロバスじゃなくて普通の大きな貸切バスです。 ちょうどきょうは天気が良すぎて真夏日だったのでエアコンがきいて助かりました。
バスは五条通を東に向かって進んで、東山五条の交差点(ここが大谷本廟の入口)を越えてから止まりました。 西本願寺から大谷本廟までは15分くらいだったでしょうか。五条通を通るので渋滞するともっとかかるでしょうか。 階段をあがると受付です。
納骨堂は入口からみて第二無量寿堂、第一無量寿堂と並んでいます。 両親にお参りをして、最後に親鸞聖人の墓所といわれる明著堂にお参りしました。
わからないことがあれば受付で尋ねると親切に教えてもらえます。
大谷本廟からの帰りも、巡回バスを使いました。大谷本廟から西本願寺に行く途中で京都駅八条口に寄ってくれるからです。 ただ、大谷本廟からは京都駅方向にその場でUターンできないので、バスは一旦逆の東山方向に進んでからぐるっとUターンします。 その時に大谷本廟の東に広がる鳥辺野(とりべの)の墓地が見えます。 資産をお持ちであればこちらに墓所を持つこともできるそうです。
ホテル法華倶楽部は、駅近のビジネスホテルです。 京都なので外人の方も多数宿泊されています。 部屋は狭いですが、ゆっくり寝れるベッドもあるし、パジャマはワッフル地で気持ち良かったです。
ちゃんとWiFiもあってスマホで使えました。
つづく