ぶたのしっぽ

100円温泉

2017年3月31日で、営業終了のようです。

知り合いから黒石に100円の温泉があると教えてもらいました。 いまどき100円なんてちょっと信じられません。

国道102号黒石バイパスを弘前から黒石IC方面に走ると、途中に道の駅田舎館の交差点があります。 その交差点の2つ先の信号のある交差点が目標です。 左手にヤマト運輸があって、斜め向かいにCD/DVDレンタルのゲオがあります。 この交差点を右折します。

Sun plaza

すると"Sun plaza"→の看板がすぐにみえます。Sun plazaなんて建物はありません。 以前そんな建物があったのかもしれません。 今は砂利の空き地になっています。

100円温泉

砂利の空き地の向こうに“100円温泉”と書かれた看板のあるプレハブがみえてきます。 これがどうも温泉のようです。 建物の前にはお客さんの車も数台止まっています。

入口

ちゃんと男湯と女湯の入口があります。 入ると下駄箱があって、扉の先が脱衣所になってました。

料金箱

料金箱があって、ここに100円入れるようです。

すでに先客がお風呂に入っていました。 先客は5人もいて、普通にお風呂に入ってる感じです。 地元のおっちゃんみたいで普通に世間話をしてますが、津軽弁なので何をしゃべっているのかはさっぱりわかりません。 まるで外国にでも来た感じ(笑)

お風呂場はちゃんとタイル張りで6~7畳くらいはあると思います。湯船もタイルです。 外観のプレハブからは想像できないほどちゃんとした湯船で1.5×3.2mほどありました(大きさは測ったわけじゃないのでだいたいです(^^;;)。 お湯は透明感のある茶色です。 入るとつるつるする気持ちのいいお湯で、微かに鉱物系の香りがします。

泉質はアルカリ性単純泉で、pH9.2でした。もちろん源泉かけ流し、温度は42度なので少し熱めです。 湯上りもお肌すべすべ。 これで100円なんて、、、信じられない。

わたしは弘前、平川、黒石などの温泉にいくつか入ってますけど、透明感のある茶色のお湯は初めてでした。 石化した古代の植物由来のモール泉かもしれません。 青森市浪岡や、東北町にはモール泉があります。 ネットによれば最初すぐ近くにある建設会社 工藤重組の従業員向けに用意したみたいで自宅のお風呂みたいな感じだったそうですが、いまは湯船も大きくなって一般に開放されています。

お風呂の写真も紹介したかったのですがお客さんもいたので写真は撮れませんでした。 お風呂の窓からは田んぼが見えていました。

洗い場は2つしか無いので、地元の人は床に座って体を洗っていました。 お湯が湯船からじゃぶじゃぶとあふれているので床はあったかいんです。

ゲオから見える100円温泉

レンタルのゲオからだと100円温泉はこんな風にみえます。 小さいプレハブに見えるので見過ごしてしまいそうです。 周辺地図をのせておきます。

地図

Information

料金:
100円
アクセス:
国道102号黒石バイパス。CD/DVDレンタルゲオの角を曲がったところ。