ぶたのしっぽ

だんなです。岩木山の麓にある鄙びた温泉に行ってきました。

新岡温泉

りんご畑の細い道を進むと小高い丘の下にありました。 新岡温泉(にいおか)です。 ほんとに畑の中って感じなんです。

新岡温泉前

でも一応バスも通っていて、なんとその名も“新岡温泉前”です。(^o^

入口を入ると玄関があってその脇に受付があります。寒いので小窓は閉めてありますが開けて200円をだします。 わたしが行った時はおばあちゃんがいました。

脱衣所はむか~しの銭湯風でなぜか男湯と女湯の間に番台があります。もちろん誰もいません。 一応脱衣箱はあるのですが、おじいさんたちは脱衣かごを床に置いてそこに脱いだ衣類をいれてました。 脱衣所には暖房は無いようで寒い日はきびしいかも。

湯船

湯船は1つです。源泉かけ流しでじゃばじゃばお湯がオーバーフローしています。 お湯は無色透明で少しぬるっとします。 やや熱めかな。 塩分も含んでいるみたいですけど、塩っぱくないです。やさしいお湯。

風呂場はタイル張りで、ややぬるっとするお湯のため床がとても滑りやすいので注意しましょう。ゆっくりペンギン歩きするといいでしょう。 カランはお湯と水を押すタイプで9個あります。シャワーはありません。 たぶんカランのお湯も源泉だと思います。 ただ、しばらくお湯を押し続けないと温かいお湯がでません。(^_^;;

湯口

湯口からはいきおいよく源泉がそそがれています。 窓も4つあって、なぜか男湯は3つが透明なガラスなので外がわりと見えます。わりとというのは汚れてというか曇ってというかまぁそんな感じです。

岩木山

ちょうど晴れていたので正面に大きな岩木山が見えていました。 こんな感じ。

お風呂上りはお肌がすべすべするいいお湯でした。 設備はレトロですがいいお湯が楽しめました。

女湯からおばちゃんの声がして「じいちゃん、そこで待ってるはんで。」と言ってました。津軽弁ですね。「はんで」は語尾につく言葉で「…だからね~」という意味合いです。 地元の温泉いいですね。

Information

料金:
200円
泉質
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 (低張性弱アルカリ性高温泉)
アクセス:
弘前市役所岩木庁舎から車で4Km、約14分です。弘南バスだと、弘前駅前の6番乗場から新岡・葛原行きで35分ほど、“新岡温泉前”下車。本数が少ないです。
あるいは弘南バス、弘前駅前の6番乗場から枯木平行きで、“宮地”下車。徒歩1.8Km 23分...

先日行った近くの温泉。

愛宕温泉