気持ちいい温泉銭湯
板柳町にもいい温泉があると教えてもらいました。 五能線板柳駅から徒歩30秒です。
あ~銭湯だねぇって感じです。道路側に建てられた“板柳温泉”の看板がレトロです。なかなかこんないい感じの看板を見かけることが少なくなりました。
建物は新しくはないんでしょうけど、雪の多いところなので屋根や外壁はリフォームしたのかなって感じです。 ガラス戸を開けると正面にガラス張りの番台があっておばちゃんが座っていました。 番台の左右で男湯と女湯が分かれています。 おばちゃんに入浴料400円を払います。
おばちゃんからは「どちらからお見えですか?」と尋ねられちゃいました。 まぁ見たことのない人だと思ったんでしょう。
脱衣所は広いんですけど、誰も壁側に用意されている脱衣入れは使わずに、用意されている大きな青い脱衣カゴを床に置いて服を脱いで入れていました。 いちおうバスタオルでふたをしてますけど、かなりゆるいです。 まぁ地元の人しか来ないのでしょう。慣れたものです。 わたしもそれに倣いました。
お風呂はタイル張りで、湯船には仕切りがあるんですけど、どっちも同じ温度です。 やや熱めで源泉かけ流し、じゃばじゃばお湯が溢れて流れています。
お湯は無色透明で少しぬるっとするいいお湯です。 湯口が見当たらないと思ったら、湯船の底からお湯がどんどんわいていました。 湯船は深くて座ると息ができないくらいでした。湯船の縁の段になっているところに座るとアンダーバストくらいでちょうどいいです。 ゆっくりつかっていると、気が付きました。 湯船の仕切りは下の方に切れ込みがあって二つの湯船はつながっていたんです。 だからどっちもお湯の温度が変わらないわけです。 う~ん、どうして仕切りあるんでしょうね?
洗い場は全部で18個くらいです。 カランのような新しい設備ではなくて普通の蛇口でひねるとお湯と水がでます。 お湯はもちろん源泉です。 こちらの源泉は飲泉もできるようです。 飲むとほんのり塩味がします。
いま鼻の調子が悪くてはっきりわからなかったんですけど、微かに金属の臭いがしたような気がするのですが、温泉を通しているパイプの臭いかもしれません。
やや熱めですけど、フレッシュな温泉でとってもつるつるして気持ちよかったです。
Information
- 料金:
- 400円
- 泉質:
- ナトリウム-塩化物泉 (等張性弱アルカリ性高温泉) pH8.0
- アクセス:
- 五能線板柳駅下車、徒歩30秒。駅を背にしてまっすぐ歩くと右手にあります。入口の左手には広い駐車場もあります。