OneDrive無料容量が5GBに縮小
更新
だんなです。ショックです。マイクロソフトが提供してきたクラウドストレージOneDriveで容量削減が決まりました。 なんと無料で使える容量がこれまでの15GBから5GBに減らされると発表されたんです。
無料容量削減が撤回されました。以下に追記しています。
わたしは複数のクラウドストレージを持っています。それぞれの容量は次の通りです。
| 無料 | ボーナス | |
|---|---|---|
| DropBox | 2GB | |
| Google Drive | 15GB | |
| OneDrive | 15GB | 25GB |
OneDriveではキャンペーンでボーナスを25GBもらっていたので、合計で40GB使えていました。 クラウドストレージの便利なところはスマホでもパソコンでも同じ内容を共通に使えるところです。それもどこにいてもです。
わたしは主にGoogle DriveとOneDriveを目的別に使い分けていたのですが、OneDriveは現在23GBほど使っていました。 これが5GBに減ってしまうのは痛いです。18GBをどこか別の場所へ移動しなければなりません。
実は18GBの多くがこれまでに撮った写真なんです。以前は外付けHDDにコピーをとっておくなどしていたのですが、東日本大震災で家ごと流される凄まじいシーンをみてから考えが変わりました。 自然災害には勝てません。物理的にコピーを持っていても大切なものは消えてしまうかもしれない。だったらクラウドに保存しておけばなんとかなるかもしれないと。
Office365
マイクロソフトではOffice365を提供していて、従来は無制限にOneDriveを使えることになっていたのですが、75TBも使ってしまう人がいるなど困ったことも発生していたようです。 っていうか、そんなことわかりきっていたんじゃないの? と言いたい。
Office365に付帯するOneDriveは今後1TBに制限されるようですが、日本で提供されているサービスでは元々1TBまでだったので変更はないことになります。 ちなみに個人向けで一番安いものはOffice365 Soloで、月額1,274円、年間契約12,744円です。これなら1TBのOneDrive付きでWordやExcel、PowerPointなどが利用できます。
でもなぁOneDriveのために年間1万円以上払うのはもったいないなぁ。。。
ちなみにOffice付きのパソコンを買った場合、1年間無償のOffice365サービスが付帯するのでOneDriveを1TBまで利用できるのですが、1年経つとOfficeアプリそのものは継続して利用できるのですが、Office365は契約を更新しないと終了します。 だからOffice付きパソコンを買ってOneDriveも1TB付いてきたと喜べるのは1年だけで、その後OneDrive 1TBなどのサービスを含むOffice365を使い続けるには、年額12,744円を支払う必要があります。 なんだかぬか喜びのような、、、だまされているような、、、
有料
そこで有料だとどうなるかも調べてみました。
| 100GB | |
|---|---|
| Google Drive | $1.99 |
| OneDrive | ¥190 |
Google Driveは月額$1.99 = 238円で、OneDriveだと月額190円で、100GBまで利用できます。
価格だけで選ぶと痛い目に会うのは何度も(^_^;;経験しているのでよく考えなければいけません。 一般にサービスを一つのものに依存してしまうとそのサービスが事故などで使えなくなると困りますよね。 リスク分散が必要です。 やはりこれまで通りGoogle DriveとOneDriveの2つを主に使うと考えると、OneDrive 100GBの年額2,280円を覚悟した方がいいような気がしてきました。
しかし、天下のマイクロソフトが、すでに提供したサービスを改悪するのはいかがなものでしょうか。 確か新しいマイクロソフトのCEOナデラさんは"Cloud first"とか言ってませんでしたっけ? 相変わらず、ご都合主義は変わっていないみたいですね。
OneDriveのサービスを信じて使ってきた利用者は今回の決定を残念に思うと同時に、裏切られたと感じて、もうマイクロソフトを見限るのではないでしょうか? マイクロソフトのOneDriveに対する信頼を著しく傷つけた今回の発表は将来に禍根を残すでしょう。
今年は5月にそれまで利用してきたSugarSyncの無料サービスが停止しました。 これをOneDriveに移動したと思ったら、今度は容量削減です。
とほほ
無料容量の削減を撤回
マイクロソフトは先日発表したOneDriveの無料容量削減を撤回しました。詳しくは以下の記事を参照してください。
Microsoftの「OneDrive」、15GBの無料容量がオプトインで持続可能に (ITmedia)
要するに申告をした人はこれまで通り使えるということです。ただし、申込み期限は2016年1月31日までです。申告用のURLは以下です。
https://preview.onedrive.com/bonus/
クラウド利用者の逆鱗に触れちゃいましたね。実はすでに有料サービス100GBを申し込んでしまったんですけど、、、後で考えよう。