こころみ
一度行ってみたいと思っていました。 今日は、ぶいんぶいんだから、 大きい子いこうね。 くろちゃんと、おかがみね。 「ぶひ、ぶひー。やったー、ぶひ。」
カーナビに目的地をセットして、さぁ出発。 「ぴんぽーん、6km先、渋滞です。」 うーーん、どうも3号渋谷線は渋滞しているようです。 どうしようかなぁ。 まぁ下で行っても時間かかるしなぁ。。。 ナビをみると、環8も赤い線があるけど、中の橋の手前か。 ナビが用賀から乗れといってるけど、 3号はやめて4号にしようかな。 用賀を越えると、ナビが引き返せと案内するのをしばらくほっておきました。 環8を船橋までくると、ナビが、環8を離れて右に曲がれというじゃないですか。 みると、どうも桜上水をぬけて、甲州街道から永福ICへ入れといってます。 それだと中の橋の渋滞を回避できそうです。 すなおにナビに案内されちゃいました。
これが大正解。 狭い道でしたが、すむーずにパスして、4号新宿線の永福ICから首都高にのれました。 「ぴぃ、ぴぃっ!」 「ぴぃ、ぴぃっだ、ぶひ。」 そうだよー、くろちゃんはETCが大好きです。
4号から池袋へ抜ける中央環状を経由して、東北道へ。 3号が渋滞してるとわかった時には、時間かかりそうと思ったけど、 きょうはナビにも助けられて、瀬田からわずか1時間で東北道の浦和までこれました。 ナビえらい。
最初の蓮田SAで休憩。 SAは本当におしゃれになりましたね。 写ってるのはピザ屋さんですよ。 ソフトクリームも売ってて、 ソフトクリームをのせたピザもあるんだって、 おいしそう。 だけど、お昼はここでは食べないよ。 だ・け・ど、ちょっと気になるのが「いも金時」。 さつまいも好きとしてはちょっと通り過ぎるわけにはいかないでしょう。 買っちゃいました。 「おいしぃ、ぶひ。」 これね、ちょっと変わってる。 ただのいもフライじゃなくて、 さかなのすりみが少しまぶして、あげてあるの。 あげかま付きのいもフライ!? 食感もたのしいし、おいしい。
さ、お昼を食べに行きましょう。 きょうは、佐野ラーメン食べるの。 とりあえず佐野SAまで。 お昼なので佐野SAは混んでますね。 ここまで来ると山も近くなってきました。 とりあえず食券を、、、並んでますね。 食券を買って、 いっただきまーす。 つるつる、ごくごく。 麺は平打ち、しこしこ。 スープは、まぁふつう。 SAですからね。 おなかもいっぱいになって、先にいきましょう。
ワイナリーへ
北関東自動車道が3月に全線開通して、 関越~東北~常磐をつないで前橋から水戸や大洗を結ぶようになりました。 だから初めて、北関東の足利まできました。 えっと、ここからはどうやっていくのかな? 3月にできたばかりで、ナビはまだ知らないようで、 空中を飛ぶように不案内してる始末。 ちょっと間違えちゃったけど、 正しくは足利ICを出て、R293じゃない方、左へ曲がって、 付きあたりをもう一度左に曲がればよかったようです。
しばらく道なりに進むと、案内の看板も出てきました。 看板にそって右にまがるとすぐに、 をっ、Y字じゃん。 ど、どっちよ。 と、、よくみると右側という小さな案内看板が、ふぅ。
道は山に向かっています。 その山肌に他の樹とは違う開かれたような景色がみえてきました。 あれ葡萄畑じゃない? きっとそうなんでしょう。
北関東自動車道をくぐると、 小さなワイン樽がついた案内看板が見えてきました。 右へ。 田んぼのわき道をいくと、 こんな案内が見えてきます。 この案内に沿っていくと、そこは「ココ・ファーム・ワイナリー」。 駐車場は、ワイナリーの一番奥です。
一度来てみたかったんです。 ネットでは何度も買ってるんですけど。 遠くから見えていたのはやっぱり葡萄畑でした。 その畑の斜面の急なこと! 話には聞いてたし、写真では見たこともあったけど、 聞くと見るとは大違い。 こんな急斜面を開墾して、葡萄を植えて、それを毎年育てているなんて、 言葉を失います。
駐車場にはたくさんの車も止まっていました。 地元の車に混ざって東京方面の車もありますね。 まずは、ショップへ。 きょうは、悩んだ末に3本買いました。 ショップの奥のセラーには「ぐらん・のぼ」\8,500もありました。。。
ここはショップだけじゃなくて、 ワイナリー・ツアーもあるようですし、 なんといっても 葡萄畑を観ながらテラスで食事をすることもできます。 食事をしたいのは山々ですが、 さっき佐野らーめん食べてきたし、 もう葡萄畑みれたし、 ワインも買えたから大満足。
「気持ちいい、ぶひ。」 くろちゃんも、おかがみもご機嫌です。
ココ・ファーム・ワイナリーの名を広めたのは、ソムリエの田崎信也さんでしょう。 いえ、その前からご存じの方は多かったかもしれません。 たしか2000年の九州・沖縄サミットの晩さん会で使われたスパークリングは、 ココ・ファーム・ワイナリーの「NOVO」でした。 もちろん選んだのは田崎さんです。
ココ・ファーム・ワイナリーは他とは違うんです。 障害者の方が葡萄を育てて、ワインを醸しているからです。 ここは「こころみ学園」が営んでいるワイナリーなんです。 福祉のために始めたと聞いてますが、 ワインのクオリティーは世界の賓客を納得させるほどすばらしいんです。 だからこそ2008年の北海道洞爺湖サミットでもココのワインが選ばれました。
つづく