夏の遠征

2012年7月15日

九州や西日本では豪雨で大変な被害が出ています。もうこれ以上の水害はごめんです。早く復旧できることを願います。

関東は梅雨前線が日本海に北上した関係で晴れています。ちょっと南風が強いかな。

こぶちゃん、おでかけしようか。「ぶひ、ぶひ。おでかけ、たのしい、ぶひ。」

きょうは電車に乗ります。「でんしゃ、でんしゃ、ぶひ、ぶひ。」

立川までやってきました。初めてかも。駅なかにエキュートがあって、お菓子とか色々売ってます。ど・れ・にしようかなぁ。ママはテンションあがってきましたぁ。

ママは三色団子。パパは、岩手ショップがあったので南部せんべいのみみを買いました。そろそろ電車に乗りましょう。

駅のホームには特急の名前と号車が色分けされてかかてれます。あずさはどれかな。特急スーパーあずさっていうのもあるので間違えないようにしなきゃ。

やってきたのは特急あずさです。中央線の特急に乗るのは何年ぶりでしょう。わくわくします。駅の上に見えているのは、多摩都市モノレールです。

あずさの車内はとってもキレイ。ちゃんと背もたれも座面も両方リクライニングするんですよ。快適です。

さっき買ったおやつを食べてのんびりします。あずさは、立川を出ると八王子に止まって、しばらく止まりません。

高尾を過ぎると中央高速と並ぶように走っていきます。「おやまがみえる、ぶひ。」「でんしゃ、たのしい、ぶひ。」

今朝、出かけるときに中央高速は相模湖を先頭に30km渋滞といってました。車は移動が便利だけど、こういう連休だと渋滞が困りますね。電車は渋滞がなくていいですね。

おやつを食べて、うとうとしていたら、もう山を越えていたようです。窓の外に勝沼のぶどう畑が見えてきました。

ぶどうだけじゃなくて、桃やすももも見えてました。おいしそうですねぇ(笑い)

甲府

着きました。甲府駅です。駅のコンコースには七夕飾りがついてますね。旧暦の七夕は8月だからそれまで飾るのかな。

甲府駅南口に出ます。エスカレータを降りると正面にバスセンターがあります。ヴァンフォーレ甲府のゲームがある小瀬運動公園までのシャトルバスのチケットは、このバスセンターで販売しています。片道350円、往復で買うと500円なんです。往復だとお得なのでバスセンターでチケットを買いました。

もうお昼を過ぎてます。おなかすきました。甲府と言えば「鳥もつ煮」ですよね。B-1ブランプリに輝いた、いまや甲府名物です。駅南口から歩いてすぐにこの「奥藤」があります。お昼時だと並んでいるのですぐにわかります。ここが鳥もつ煮発祥のお店らしいです。

その奥藤のそばにあるのが「小作」です。そう甲府といえば「ほうとう」でしょう。ここも人気店です。お店の前に人だかりができているので「並んでますか？」と尋ねると「中で名前書くんですよ」と教えてもらいました。まずお店に入ってレジのそばにある紙に名前と人数を書きます。しばらく待っていると、名前を呼ばれる仕組みです。

ここ甲府南口店は、なんとも奥は広くて、2Fもあるようです。わたしたちは、奥のテーブルに案内されました。

「注文してから20分ほどお待ちいただきま～す」とあらかじめ言われます。注文したのは定番「かぼちゃほうとう」と夏におすすめの「おざら」です。

かぼちゃほうとうは、かぼちゃ、じゃがいも、里いも、人参、わらびなど具だくさん。熱いけどとってもおいしい。

おざらは、ほうとうよりもぺらぺらの、そう冷たいきしめんに、細切りのごぼう、人参、タマネギ、鳥肉が入った暖かい醤油味のつゆにつけて食べます。けんちん汁に冷たいきしめんをつけるような感じ。けっこうつるつるしておいしいです。

「つるつる、おいしい、ぶひ。」

おなかもいっぱいになったので、まずは今夜のホテルにチェックインします。駅から5分くらい。近いです。ホテル談露館(だんろかん)です。なんでも1887年からやっている由緒ある宿らしいです。

ここにしたのはかけ流しの温泉があったからです。今日は暑かったし、ほうとうも食べて汗をかいたので、さっそく温泉に。女湯はフロントで聞いた暗証番号をいれると扉が開く最近増えてきたタイプです。お風呂はほどよい大きさで、こんこんと湯船からお湯が流れています。少し硫黄のような匂いもあって、温泉風情があります。さっそく湯船に入ると、あちっ。ちょっと熱めです。お湯は無色透明でなかなかいいですよ。

説明によると敷地から涌いていて源泉49度を加水せずにかけ流してるそうです。硫化水素泉って書いたあったかな。