はやぶさで避暑の旅(2)
若冲展
おはようございます。ホテルの部屋は10Fです。 窓を開けると、、、、まだ雨が続いてるようです。 「おそとがよくみえる、ぶひ。」
とりあえずシャワーを浴びて、朝食にいきましょう。
朝食は1Fのカフェでバイキングです。 和食も洋食もちゃんとそろっています。 すごーい、海鮮丼があるー。とろろ、めかぶ、イカ、イクラ、オクラにきざみのりがそれぞれ器に用意されていて、丼にご飯をよそって具材を好きなだけのせられるんです。 朝から海鮮丼なんてゴージャスねぇ。うんまい。これご飯もとってもおいしい。ぱくぱくぱく。
卵料理も専任のシェフがいて、好みの具材でオムレツも焼いてくれるんです。
スイカもありました。わたし好きなんです。にっこり。 あとコーヒーもカフェみたいなカップと蓋が用意してあって、お部屋でどうぞだって、気がきいてる。
きょうはまず小岩井農場へ行ってみます。わたしは高校時代に行ったことがあるけど、だんなは初めて。 ホテルから駅まで歩いていきます。 雨が続いているので川は増水して茶色になってます。
えっと小岩井農場行きのバスが盛岡駅の東口10番乗り場からあるはずなんです。 駅前までくると駅に渡る横断歩道がありません。 よく見ると地下道への入口があったのでそこを通ってバス乗り場に行きました。 盛岡も冬は雪が降るので地下通路にしてあるんでしょうね。
バス乗り場の案内をみて網張温泉行きに乗りました。
小岩井農場
路線バスなのでゆっくり走ります。道路に「小岩井農場」という看板が見えてから随分と走りました。 農場はとっても広いみたいです。 盛岡駅から40分ほどで小岩井農場に着きました。 幸い雨は小降りです。 じゃあ、まきば園に入りましょうか。
すると、だんなが、こっちこっちと言って、来た道を戻っていきます。 どうも牛舎は別のところにあって、まきば園に入ると見れないっていうのを調べていたようです。 バスがまきば園に曲がって入った道路の反対側に牛舎がありました。 いっぱい牛がいました。 子牛もいましたよ。 かわいい。
さて牛さんも見たのでまきば園に入りました。 晴れていれば、農場の正面に大きな岩手山が見えるらしいんですけど、雲にすっぽり隠れてみえませんねぇ。
まきば園はけっこう広くて、園内をめぐる牛カラーのモーモートレインとか、トラクターツアーとか楽しいアクティビティも色々あります。 わたしが来たのは高校生の時だからその時に比べるとオシャレな感じにみえます。
羊に会いたいと思って羊の牧場に行く途中に馬がいっぱいいました。 乗馬とか馬車にも乗れるみたい。
あ、いました。いました。 羊いっぱいいます。 顔が黒いのと白いのと両方います。 あんまり人を気にしてないみたい。近寄ってもおびえたりしません。 もぐもぐ草を食べながらちらっとこちらをみるだけ。 食べるのに忙しいようです。
園内はコンクリートやアスファルトはないので、道は土だし一面草原だったりします。 きょうはぺったんこの靴をはいてきたから大丈夫だけど、ヒールの高い靴はきびしいかも。 わたしの靴は雨でちょっとぬれちゃった。
いくつかあるおみやげやさんで、お菓子を買いました。 あのねー、羊のぬいぐるみがかわいいの。 欲しかったけどちょっと高いのよねぇ。 おせちーずいるから我慢。
楽しみにしていたソフトクリームを食べました。 はっさくっていうフレーバーがあったのでそれにしました。 はっさくの味がちゃんとしておいしい。 他にもジェラートも色々ありましたよ。
そうそう。モーモートレインすっごくおかしいの。 道を曲がる時にウィンカーだすと「♪もーもー」って鳴くんですよ。
帰りのバスの時刻はと聞くとだんなが11amっていうんです。ネットで調べて印刷してもってきたみたい。 時間になったのでバスの待ち合わせ所にいくと、張ってある紙には11:40amと書いてありました。 うーーん、ネットは間違っていたようです。 ま、しょうがないですね。 着いた時にちゃんと確認しとけばよかった。
じゃじゃ麺
バスで小岩井農場から戻るとちょうどお昼です。 盛岡といえば三大麺で有名ですよね。 わんこそば、冷麺、じゃじゃ麺です。 お昼はじゃじゃ麺に決めてました。
駅から近い「ホットジャジャ」に来ました。 じゃじゃ麺の元祖と言われる白龍も興味があったんですけど、駅から遠いのでパス。 ホットジャジャも人気があるようで、並んでました。 十数分待ったかな。案内されました。
わたしは中(普通)のお店お勧めのスパイシー味にしました。 もちろんチータンタン付き。 注文すると麺をゆでるのに12分程度かかりますと言われました。 カウンターに座ったんですけど、正面奥で麺をゆでていて、ちょっと暑いです(汗)。
きましたー。 熱々のうどんのような麺に肉みそがのってます。 用意してあるコショウ、すりおろしニンニク、ラー油、お酢などを好みでかけて、 肉みそを麺によくからめて食べます。 うん。おいしい。
チータンタンを頼んだら、麺を数本(肉みそ)をスープの出汁にするために残して、置いてある生卵を割りいれて崩しておきます。 これをお願いすると、麺の茹で汁を加えてまぜてくれます。 これに好みで塩コショウなどしていただきます。 肉みそを残さずおいしく食べられます。 あー、おなかいっぱい。
夏向きに冷やしじゃじゃ麺もありますよ。 あ、そうそう。あのね、じゃじゃ麺おいしいんですけど、やっちゃいました。 ずるずるってすすって食べた時に肉みそがキャミにポツってついちゃった。えーーん。 ハンカチとかをナプキン代わりにして襟元をカバーした方がよかったかもー。
お店を出ると駅の方から太鼓の音が聞こえました。 駅前広場にいくと、浴衣に色とりどりの布を腰から下げて、花笠のようなものをかぶって踊っていました。 太鼓をお腹につけて叩きながら踊っている人もいます。
衣装も鮮やかで踊りもとってもそろっていて美しいです。 さんさ踊りっていうんだそうです。 8月には盛岡でさんさ踊り祭りがあるので今日はそのプロモーションみたい。
若冲
駅からバスで県立美術館に来ました。 駅のバス乗り場は小岩井と同じ10番で先人記念館行きに乗りました。
盛岡に来た目的は伊藤若冲を見るためでした。 プライスコレクションと呼ばれる米国実業家プライス氏が収集した江戸絵画が展示されています。
プライス夫妻は3.11東日本大震災をみて、日本のために支援をしたいと考え今回の展示を仙台~盛岡~福島の順で開いています。 そのためこれからの未来を担う高校生以下は無料公開されています。 江戸時代に活躍した日本人画家のすばらしい作品をみることで日本人のすばらしさを知ってほしいという思いが伝わってきます。
展示にもそうした思いをくんで工夫がしてあります。 絵のタイトルは江戸作品だと漢字ばかりで難しいので、 平易なタイトルに変えてルビもふってありました。 例えば「旭日雄鶏図」は「日の出を告げるオンドリ」といった感じです。 美人画や動物シリーズなど展示方法にも工夫がしてありました。
わたしはまだ見たことがなかった若冲の作品もみれたし、とっても満足。
つなぎ温泉
バスで駅まで戻って、温泉に寄ろうかというと、だんなが喜んでます。 スーパー銭湯でもいいんじゃないという話になってたんだけど、 せっかくならつなぎ温泉行ってみない? だって。 どれくらいかかるのって聞くと、うーーん、20分くらいじゃない?という返事なので行ってみることにしました。
駅前のバス案内所でつなぎ温泉までの運賃をみると620円。 バスカードだと1,000円で一割増しの1,100円まで乗れます。 じゃあバスカード買いましょう。駅前のバス乗り場のすぐそばに売っているブースがあります。
よく考えると今日は小岩井往復1,400円、県立美術館往復で580円、つなぎ温泉往復が1,240円。 足すと3,220円。バス乗りすぎ。3,000円のバスカードなら3,300円まで乗れてお得だったかもね。
道も混んでいたせいか40分もかかりました。 だんながホテル大観がいいというのでやってきました。 ぱっと見、建物は新しくないみたいですね。
立ち寄り湯は1人1,000円。 大浴場にはいってみると湯船の大きいこと。 とっても気持ちいいです。 ほんのり硫黄の香りがして温泉って感じです。 内湯からはガラス越しに晴れていれば岩手山をゆっくり楽しめたのになぁ。
外から見た時はちょっと古いかなぁと思ったんですけど、玄関もロビーもとっても明るくてモダンでした。 それにすぐそばの御所湖をみれるおしゃれなカフェもあったりして、内装はとってもキレイでした。 お湯も良かったし、ここなら泊まってみたいかな。
冷麺
駅に戻ってきたらもう6時すぎていました。ほの暗くなってます。 夕食は冷麺と決めていました。 駅そばのぴょんぴょん舎にいきます。何年か前にも食べに来たことがあって、また食べたかったんです。 じゃじゃ麺を食べたホットジャジャの隣です。 人気のお店なので並んでました。 15分くらい待ったら案内されました。
まずはビールでしょ。かんぱーい、ぐびぐび、おいしい。 キムチもおいしい。
チヂミも頼んじゃいました。ふっくらしてて美味しい。 きましたー。 冷麺です。 麺は固めでつるっつる。 スープに牛の出汁がすごく効いてておいしい。 最高!
焼き肉の後で締めに冷麺なんでしょうけど、わたしは小食なのでこれでおなかいっぱい。 大満足。
きょうは応援してるフロンターレがレッズとホームで対決なんです。 盛岡ではライブはなし。 BSで他のゲームをみながら、スマホで逐次チェック!
なんとー、4-0で勝利!! さらにFW13大久保(元日本代表)が、J 100ゴール達成しましたー。 祝杯です!! おめでとう!かんぱーい!!ぐびぐび。 さぁシャワーを浴びて、おやすみなさい。Zzzz...
つづく