おそば
一閑人は2016年末で閉店しました。
雨が過ぎて晴れてきました。豪雨災害で被災された方が一日でも早く復旧できることを祈念しています。
晴れたらちょっと暑くなってきました。 冷たいおそば食べようかな。
美味しいおそば屋さんがあるって聞いたんです。 “一閑人”(いっかんじん)です。
この石郷商店が右手に見えたら、手前の住宅の横に狭い通路があって、よ~くみるとおそばと書かれたのぼりがたっています。 狭いけど車も通れます。 20mくらい先に駐車場があってその奥がお店でした。
こちらがお店です。 平屋建てのこじんまりした感じです。
店内は床が黒っぽいのでシックな感じですね。 スタンディングのテーブル席が4つと、畳敷きのテーブル席が2つに、カウンターがありました。
店内にはジャズがかかっていておしゃれだし、窓の外にはきれいなお庭があっていい感じです。
さっそくメニューを。 きょうは暑いので冷たいおそばがいいね。天せいろといきたいところですが、初めてなのでせいろにしてみます。
きましたー。美味しそう。 麺は細くてこしがあります。 ちょうど季節の新そばでした。 美味しいです。 つけ汁も濃すぎないし美味しいです。
せいろは750円(税別)でした。 今度は天せいろ食べたいな。
帰りに外にでたら、さっき中から見えていたお庭の説明がありました。 弘前市の保存緑地「内山家庭園」なんだそうです。
お店の場所は、五重塔がある最勝院から土手町方向に道を下ったところです。歩いて10分くらいかな。
土手町からだと、パークホテルを背にして交差点をはす向かいに進みます。 バスの通る富田大通りを道なりに進むと左手方向にカーブしていきます。 左手に鳴海病院が見えたらそのまま進みます。 100mくらいで右手に花屋さんのある角を曲がります。 すると少し下り坂で道がうねうねっと曲がります。 するとさっき最初に見えた石郷商店がみえてきます。
お店の外からも最勝院の五重塔が木に隠れながら見えていました。
近くから見ると結構立派ですね。 国の重要文化財なんだそうです。
湧水
さっき狭い通路を入ってきた時に通路の向かいに東屋が建っていました。
そばに建っていた看板には富田の清水(とみたのしつこ)と書かれていました。 中に入ってみると湧水があって、3つに仕切られていました。 上の方が飲み水で、下の方が野菜などの洗い物につかうんだって。
ひしゃくがあったので、飲んでみるとまろやかで美味しいです。
ちなみに“しっこ”ではありません。 津軽の方言で、“娘っこ”とか“昔っこ”(昔話)みたいに“っこ”を語尾につけることがあるんです。 その流れで、“しみず”が変化したんでしょうね。