春の八甲田
きょうはおでかけしましょう。
「わーい、ぶいんぶいんだ、ぶひ。」
きょうはだいだいとくりちゃんと一緒にドライブです。
青森県立美術館に来ました。建物の改修をしていて先月リニューアルオープンしたんです。
こちらの美術館は構造がちょっと変わってるんです。 受付は1Fなんですけど、まずエレベーターで地下に降ります。 地下に降りると吹き抜けの大きな空間があって、壁一面に大きな絵が目に入ります。 シャガールの作品が3つも展示されています。布地に描かれていて大きなどん帳のようにもみえますけど、たぶん何かの演劇の背景に使われたんじゃないかなぁ?
ゆっくり座って眺めているのも楽しいです。
あとは順路に沿ってみてまわります。
奈良美智の作品もあったし、彼が作った巨大な犬のモニュメント“あおもり犬”も窓越しにみえてました。
「こんにちは、ぶひ。」
よかったのは版画家の棟方志功でした。特に志功の作品がお菓子などの包装紙や紙袋などに全国で使われていて、それらを一堂に展示されていたのがよかったです。 あと下澤木鉢郎さんの作品もすごくよかったです。 弘前市立博物館所蔵なんだって。初めて聞いた。死蔵してるんじゃないの? 展示会すればいいのに。 後はウルトラマンのデザインで有名な成田亨の大きな鬼のブロンズ像とかもすごかったです。
みんな青森出身の方でした。
ミュージアムショップも充実してて楽しいです。
そろそろお昼なのでおなかすきました。のっけ丼食べにいきましょう。 青森駅前の地下にある駐車場に車を止めました。
駐車場からは歩いてすぐです。 青森魚菜センターです。 地元の方は地名から古川市場っていいます。 まず中に入ってチケットを買います。1080円で10枚ついてます。
トレーをもらってまずはご飯に1枚。 あとは市場の中をまわって好きなものをご飯にのっけます。
お刺身は小分けされていて、例えばタイやヒラメはチケット1枚とか、大きなホタテはチケット2枚とか自分の好みのものを丼にのっけていきます。
じゃーん。わたしは、ヒラメ、シマアジ、ウニ、ボタンエビ、ホタテ、子持ち昆布でーす。 ぱくぱくぱく。ん～まい。 美味しいねー。 市場の中にはいくつかテーブルやイスが用意されているのでそこで食べます。 ちゃんとお茶や醤油、ワサビも用意されてますよ。
だんなののっけ丼は、イカ、タコ、ホタテ、とびっ子、メカブ、ボタンエビ、ヒラメだって。 メカブとか入ると彩りがキレイね。 わたしもちょっとメカブもらった。美味しい。
そうそうチケットは最後に1枚残しておいて、お味噌汁もらうといいですよ。 きょうのお味噌汁はホタテ稚貝でした。
あーおなかいっぱい。いつ来てものっけ丼は楽しいねー。
せっかく青森まで来たので帰りは八甲田に寄ってきました。
残雪とブナの森を走っていると気持ちいいです。 ブナの枝先がほんのり赤く芽吹きを感じます。
今年は雪が少なかったのかな? この季節ならもっと雪が残っていてもおかしくないと思うんですけど。
酸ヶ湯まで来ました。駐車場がいっぱいだったので、少し上にある広い駐車場に停めました。
たまにはドライブもいいですねー。
