青森ねぶた
青森では夏祭り真っ盛りです。東側の八戸では三社大祭が行われています。 今年ユネスコの世界遺産に認定されて人気みたいです。 津軽地方では弘前周辺でねぷた祭り、青森ではねぶた祭りをやっています。
去年は五所川原の超絶21mの立佞武多(たちねぷた)をみたので、きょうは青森に行ってみました。
電車で青森に行きます。浴衣着ました。
「がたんごとん、たのしい、ぶひ。」
青森駅に近くなると跳人の衣装を着た人が増えてきました。今夜跳ねるんでしょうね。
青森ねぶたは長いコースが四角形でつながっていてぐるぐると山車が巡ります。 さてと、どこでみようかなぁ。
ネットで青森ねぶたの運行コースをながめてみて、駅に近いと混雑すると書かれていました。 むむ。トイレが近い方がいいよねぇ。 というわけで駅から真っすぐに伸びるアーケードの新町通りの中央、柳町通りと交差する辺りがいいんじゃないかと思いました。
運行スケジュールとコース (青森ねぶた祭り実行委員会)
というわけで、青森駅から真っすぐ伸びる新町通りを歩いていきます。 ツアーで来られた観光客もたくさん歩いていてやや歩きにくいほどです。
歩いていると前に跳人の衣装を着た人もいました。 跳人は山車に並んでお囃子に合わせて跳ねて踊る人たちです。 裾の短い浴衣の中に赤や黄色、紫色などのビビッドな襦袢をみせて腰にも色帯をつけて、花笠をかぶっています。
コース沿いにはパイプイスですけど有料の観覧席がたくさん用意してあって、予約した方の名前が貼ってありました。 一般の方はその有料観覧席の後ろか、交差点のコースではない道路側からみるようです。 わたしたちはトイレにほど近い観覧席の後ろにしました。
新町通りは両側がアーケードになっているので屋根があっていい感じです。 色々な露店が出ています。 定番の唐揚げや焼きそば、枝豆や焼き鳥などあちこちで売ってました。
アーケードの中には普段は空き地なのか駐車場なのかだと思うのですが、そこを臨時の食事スペースにしているお店もあって、露天でビールや食べ物を買って後ろのテントの下でイスに座ってテーブルで食事もできるみたい。
わたしたちは、唐揚げや焼きそばなどを買って食べました。
早めにトイレを済ませようと新町通りと柳町通りの交差点に行ってみるとすごい人です。 ここには臨時の簡易トイレが並べてありました。
ねぶたも運行の開始を待って並んでいました。
ねぶたの運行を前に道路は規制されて跳人さんたちが自分の参加する山車に向かって道路を歩き始めました。
跳人の衣装をレンタルできるところもあって結構並んでいました。 衣装とか着ると祭りに参加してる感が盛り上がるよねぇ。 それに衣装を着てる人は飛び入りで一緒に跳ねたりできるみたい。
はじまりました。すごいね~。迫力があるね。
中にはこんなかわいいねぶたもあります。青森で米食を広める団体のです。
山車の列には、お囃子隊が続きます。太鼓、笛にシンバルを小さくしたような手平鉦(てびらがね)を鳴らします。
そして跳人です。♪らっせーらー、らっせーらーの掛け声に合わせて跳ねます。
この白塗りをした人は“化け跳人”(ばけと)って呼ばれます。 歌舞伎じゃないんですけど顔を塗ってみたりする跳人です。いまでいうコスプレ?
金魚ねぶたも登場しました。津軽ではよくみかけますね。かわいい。
虎と龍かな。すごい迫力です。
どれも個性があってみているだけで楽しいし、お囃子で気分が一気にお祭りに引き込まれますね。
もっとみていたいんだけど、混みあうので早めに帰りました。あー楽しかった。