冬の日本海 (3)
つづき
あ~よく寝た。お風呂行こうっと。
朝食は、横長のお重になっています。それを開けると、わ~おかずがいっぱい。
卵料理は青森名物の貝焼きでした。ホタテ貝の殻を器にしてお出汁が入っていて、ここに卵をとき入れます。軽く混ぜたりして食べます。 一品料理として食べる時にはホタテの貝ひもや身もいれるんですよ。
シジミのみそ汁は熱々がいただけるように鍋仕立てになっていました。
更に揚げたてのイガメンチも来ました。イカゲソに野菜などを混ぜて揚げた青森伝統料理ですね。美味しい。
おかずがいっぱいでご飯残しちゃった。
そうそう。昨夜、ご飯を食べている時に外国人が6人ほどチェックインしてたんです。 青森ローカルな宿では英語も大変だろうと思って、“May I help you?”って声をかけたら、お一人日本語がわかる方がいたようでした。 オーストラリアから来られたそうです。
朝食会場にもいらしてて、よくみると、リタイヤされたような男性でした。家族は置いてきたのかしら?
だんな曰く、日本語がわかるという人は日本で働いていたんじゃないかって。ニセコは人気らしいけど、それにしてもオーストラリアから青森ねぇ。 まぁ楽しめるといいね。
チェックアウトしてから日本海沿いに南下して、千畳敷に来ました。
千畳敷は、やや緑色の岩が海岸に広がっている景勝地で、冬の見どころは、五能線のそばにそそり立つ岩が真っ白の氷に覆われる様子です。
日曜日に雨が降ってしまったので少しとけちゃってるけど、うんうん。見れてよかった。
水軍の宿は本当にお料理が美味しくてわたし好きです。また行きたいな。