お誕生日会本番
だんなのお誕生日は平日だったので簡単に済ませたから、きょうは評判のお店に行きます。
ライトアップされたレンガ倉庫美術館は趣がありますね。ここから歩いてすぐなんです。
こちらが今夜予約をした「陽」のカウンターです。すでに先客が楽しそうにお話をされていました。こちらはお一人16000円という田舎にしては破格のお店です。
シェフはフランスでフレンチ、菊乃井で和食を学ばれた方です。
一品目はかぶら蒸しです。なんか茶色の餡がかかっています。一口食べると、この餡なんでしょう?シェフに尋ねると、アワビの肝を使っているそうです。でも、全然肝臭くないです。さらにスプーンでかぶら蒸しをすくってみると中にたくさんアワビが。う~ん美味しい。
最初はビールをいただいたんですけど、ここで日本酒を。銘柄はタブレットで選ぶ方式。選んだのは島根の「天雲」うんうん。美味しい。
続いて、里芋とタコのうま煮。このタコがなんと小豆と一緒に煮てあって、下に小豆がいっぱい。あんこのような甘ったるさはなくて美味しいです。
カウンターなので、お刺身も柵から切り分ける様子がみえています。最初に白身を切っていて、ヒラメかな?って思いました。続いて厚みある赤身が、、、カツヲですね。しかも分厚い。シェフ曰く陸奥湾で捕れた迷いカツヲだそうです。 白身はオコゼでした。カツヲはねっとりしていて美味しいです。
続いてお椀です。真丈に魚の焼き身が入っています。さっきおこぜの刺身を食べたからこれもオコゼかな?って思っていたら、なんと甘鯛。根っこが入っているのはセリでした。真丈は蓮根でした。美味しいのはもちろん凝ってますね。
次は焼き物です。鰆と椎茸。下に茄子餡。炙った朴葉の上に盛られています。
次は焼き白子です。とってもクリーミーで美味しいです。
箸休めかな?左はナマコ。右は写真ではわかりにくいんですけどズイワイガニです。噴火湾であがったというズワイガニは最初にそのままお客様にお見せしてから調理されていきました。 足だけを炙ってドーンと出すものだと思っていたらほぐし身でした。なんと上品。
そしてステーキです。こちらも最初にお肉を見せてくれてから備長炭で焼いて、切り身で出してくれました。お肉は七戸の並木牧場だそうです。あぁ、ジェラートもやってるとこかな?
〆のご飯はポルチーニ茸でした。
地元で採れた栗菓子。
デザートは固めのプリン。これにはハッピーバースデーのデモレーション。事前に話しておきました。それと芋菓子。
おなかいっぱい。すごく良い素材を贅沢に調理して美味しいところだけを出してくれました。 東京や京都なら一人5万円は下らないかもと感心しました。