足利
つづき
ワイナリーを後にして、足利市内へ。 足利は、初めて来たので、あの有名な「学校」にいってみましょう。 観光名所のそばに駐車場がありました。 なんと2時間まで無料。 車をおいて、案内所で地図をもらって、 歩いていきます。
これは日本で最初の学校といわれている「足利学校」です。 足利は室町幕府をひらいた足利氏の出身地といわれていて、 早くから学びの場所があったんだそうです。
建物は再建されたものみたいですけど、かやぶき屋根の重厚なたたずまいです。 この方丈で孔子の論語を学んでいたそうです。 「子曰く、、、、」ではじまる教えですね。 方丈の縁側にすわって、美しいお庭をながめると心が休まります。 華美ではないけれど、なぜか落ち着くような気がします。
学校から案内にそって石畳の道を歩いていきます。 道沿いには、漆器や、呉服を扱うお店があります。 呉服屋さんには浴衣や、藍染ののれんなどがおかれていて、 手にとってながめてみてもいいものです。 大きめの藍染のれんが1000円程度で、おもわずほしくなりました。 なつかしいラムネを売っていたり、 昭和の写真館があったりと歩いていても風情を感じます。
きょうは陽射しもあって少し暑いんですけど、 ここは歩いているとやさしい風もあって、 気持ちがいいですね。 東京の様な暑さとは違いますね。
小道の先の「ばんな寺」に到着しました。 足利氏の居宅があったところだそうです。 広い敷地に立派な建物です。 本堂の脇には、樹齢500年という銀杏の大木があります。 圧巻ですね。
足利の歴史にふれたあとは、 フラワーパークへいってみました。 藤の咲く5月にはたくさんの人出があるところです。 とても大きな藤で有名なところです。
いくと花菖蒲が一面に広がってました。 大きな花を咲かせた花菖蒲キレイですね。 大藤は有名ですけど、園内にはたくさんの藤が植えてありました。 これは、季節に来れば本当にすばらしいでしょうね。 他には、クレマチスやバラも咲いていました。 園内にはモネの庭もあって、睡蓮が咲く季節にはまた美しいでしょう。
足利にはいいお風呂があるとネットに書かれていました。 「足利健康ランド」 JRの足利駅から東武線の跨線橋をこえて、ヤマダ電機をこえて、信号を左に曲がった先にあります。 みるとそれは、たぶん元パチンコ屋とおぼしき建物です。
そこそこお客さんも入っています。 受付で料金を支払うと、 タオル、バスタオル、湯上り着のセットと、ロッカーキーをもらえます。 ここの強炭酸泉は超お勧めです。 お湯にたくさんの炭酸が含ませてあって、 入ると最初は小さな泡が体についてきます。 ちょうどバブなんかを入れてはいったみたいになります。 そしてだんだん体に付いた泡が大きくなってきて、 なんともいえず体が気持ちいいんです。 皮膚の表面のうぶ毛が気泡で持ち上げられるからでしょうか。 うーーん、うまく言えないけど、とっても気持ちがいいんです。 炭酸は血管を広げて血行をよくする効果もあるそうです。 あまりに気持ちがいいので、ほとんどこればかり入ってました。 他にも硫黄泉や、電気風呂、薬湯、ジャグジーなど多彩なお湯を楽しめます。 炭酸泉に満喫しました。
あとは帰るだけなんですけど、 せっかく遠出したので、 ちょっと遠回りになるけど、 関越の寄居PAへ。
寄居PAは「星の王子様」をテーマにして、建物もそんな感じになってるし、 案内もフランス語になっていたり、 ショップには星の王子様グッズや、マカロンやクッキーといったフランスを思わせるお菓子がいっぱい。 なかなかおもしろいところです。
更にその先には改装されてすっごくキレイになった三芳SAにも寄りました。 レストラン、軽食コーナー、など楽しいのがいっぱいあります。 更に道の駅みたいに生鮮野菜の販売も。 大根、ズッキーニなど買っちゃいました。 ゆっくりSAめぐりするのも楽しいですね。 あー、楽しい一日でした。