ぶたのしっぽ

アンプティサッカー

アンプティサッカーを見にいきました。 それ何? ですよね。 アンプティサッカーって私も知りませんでした。

不慮の事故などで手足を失ってしまった人たちのサッカーなんです。 フィールドプレイヤーは足を失った人。ゴールキーパーは手を失った人と決められています。 クラッチと呼ばれる"杖"を使ってプレーします。 ただしクラッチを意図してボールに触れていけないルールになっています。

取材の人たち

日本アンプティサッカー協会主催の大会が川崎市鷺沼のフロンタウンで開催されました。 去年も同じ頃にあったんですけど、雨だったのでパスしていました。 今日もちょっとどんより、時々ぱらぱらと雨がふったりするあいにくの天気。

まだまだ知らない人が多いと思うけど、こうしてマスコミも取材に来てくれています。

ゲームが始まると、ボールを強く蹴った時の「ボン!」という強い音が響きます。 "杖"を使ってこんなに強い蹴りができるなんて驚きました。

パスをブロック

このシーンは、パスコースを消そうとする動きです。 "杖"を使って、こんな鮮やかな動きをするのは想像以上に大変というか普通できません。

見てわかるようにフィールドプレイヤーは片足なんですよ!

相手をかわす

ここではドリブルを相手の選手が防ごうとしているところを、なんとかかわそうとしています。

クラッチを使っているので、思うようには体を速く動かすことはできません。 ボールを追うような"普通の"サッカーでは当然の動きは極めて困難です。 それでも、ボールを追うように厳しい動きをするんです。

家族知人の応援

まだまだこういうスポーツがあることすら知られていません。 先日終幕したパラリンピックの正式種目にもなっていません。 ですが、アンプティサッカーは世界大会もあって、日本代表ももちろんいます。

今回は神奈川で大会が行われていて、九州や関西、関東などからチームが来ています。 もちろん選手の家族や知人も応援に来ています。

がんばってスポンサーを獲得しているチームはユニフォームにスポンサーが入っています。 "普通の"サッカーと変わりありません。

「あれお父さんだよ。」とつぶやく娘さんがいて、そうか選手の年齢も幅広いことを感じました。

体に障害を持った人たちのスポーツですけど、 見ていて"普通の"アスリートと変わりはありません。 実際、筋肉の盛り上がりとか、腿の太さなんて私には到底かなわないほど立派です。

実はこういうゲームを見るとある種の感動があるのかなぁと想像していました。 でも実際に見ると"普通に"アグレッシブなゲームで、体をはっていて、"普通に"応援して、いいプレイに拍手していました。

わたしは勘違いしていたことを思い知らされました。 "普通の"スポーツなんです。 というか、なんて言えばいいんでしょうか、選手も関係者も本気なんですよね。 これからも機会があれば見たいと思いました。

せいろそば

最初のゲームが終わって、雨がぽつぽつ降ってきたので帰ることにしました。

おなかもすいてきたので、おそばやさん「よしみや」へ。 ここのおそばはお勧めなんです。 香りもいいし。おそばの角がたっていてしっかりした歯ごたえ。

毎年、ここの年越しそばをいただいてます。

秋の食事

鮭とキノコの蒸し焼き

今夜は秋鮭を手に入れたので、シメジ、キャベツ、モヤシと一緒に蒸し焼きにして、 ポン酢でいただきました。 とってもおいしい。

それと丹後の黒豆の枝豆です。 香りが強くて味もしっかりしていて、おいしいです。