はじめてのミラーレス(4)
つづき
よく花の写真を撮るのですが、せっかく買ったミラーレスなのに、ピントが合わずぼけた写真になることがあります。 特に10mm未満の小さな花の時にうまく撮れません。
コンデジの時は、チューリップマークのマクロモードに設定して、花に近寄って撮ってたんですけど、ミラーレスの場合は花にあまり近寄るとピントがあわずぼけてしまうようです。 はじめてミラーレスを買ったので、最初はどうすればいいのかわかりませんでした。
やっと最近になって、ミラーレスとか一眼レフで写真を撮る時には、付けているレンズの最小焦点距離よりも近寄るとピントが合わないということがわかりました。 例えばわたしのオリンパスPEN Lite 5 (以降E-PL5と表記)のレンズキットに付いていた14-42mmの場合だと、25~30cmのようです。 ということは少なくとも25cm以上花に近づくとぼけてしまうということです。
焦点距離というのは、カメラの右肩などにあるマーク(○にマイナス)からの長さを指します。 わたしのレンズだと14mmの設定だと最小焦点距離は25cmとなります。レンズの先からだとおよそ15cmほどです。 ズーム側の42mmにすると最小焦点距離は30cmなので、レンズ先からおよそ20cmになります。
ではどうすれば花を大きく撮れるんでしょうか。花に近寄って大きく撮るレンズというのがあります。 マクロレンズといいます。コンデジのマクロモードと同じことができる専用のレンズです。 でもマクロレンズって高いんです。花を撮るためだけに買えません。(^_^;;
それではどうするかというとクローズアップレンズというのがあります。
クローズアップレンズ
レンズと名前は付いていますが、交換レンズではなくて、レンズの先に付けるフィルターのような感じです。
レンズキャップくらいの厚みで、ちょうど子どもの頃に使った虫メガネみたいな感じです。これをレンズの先にあるネジ山にネジ込みます。
今回はケンコー・トキナーのMC クローズアップ No.3を使ってみました。
クローズアップレンズには、No.1からNo.10まであって、今回使ったNo.3でおよそ3倍に拡大されます。 さらに面白いのは、No.3とNo.2を両方付けると、3 x 2 = 6倍にできるんだそうです。 わたしはまだやったことがないんですけど、、、
クローズアップレンズの詳しい話はメーカーのウェブを見た方がわかりやすいと思います。
クローズアップレンズは手元のものを大きく写すものなので、風景などはピントが合わなくなります。 虫メガネを使ったことがある人は思い出してみてください。虫メガネは手元を大きく見せてくれますが、望遠鏡じゃないので遠くは見えなかったと思います。 それと同じでクローズアップレンズを付けたままでは風景はぼやけてしまうので、風景を撮るときは外しましょう。
クローズアップレンズはAmazonで1,256円で買いました。また40-150mmのレンズ用のプロテクターも買い足したので、合計で2,801円でした。 これまでにミラーレスを買ってから買い足した金額合計は5,685円になりました。
ミラーレスを買ってから買い足した物
- ブロアー
- レンズプロテクター
- クローズアップレンズ
- バッテリー予備 (BLS-5互換品)
- カメラバッグ