念願の宿へ(3) -夕食-
つづき
そろそろ夕食です。ロビー棟のレストランに行きましょう。 夜は本当に真っ暗です。 ビラには懐中電灯が用意されているので、懐中電灯の灯りを頼りに歩きます。 つり橋から見えるのはロビー棟と宿泊棟です。
レストランには大きな長いテーブルに3部屋分が用意されていました。 長テーブルの間には簾のようなものがつるしてあるので全員がフラットに見渡せるのではなくほどよい感じの雰囲気です。
食前酒の代わりにフルーツトマトのジュースが用意されました。 とても甘くて美味しいです。
サラダです。周囲のソースはバルサミコクリームだそうです。酸っぱくないんです。
こちらが前菜5種です。左からチャンバラ貝、ドロメ、土佐ジローの玉道、クワイチップス、黒豆。 ドロメは土佐の言葉で、シラスなどの稚魚だそうです。土佐ジローは高知の地鶏で、その未熟卵のゆで卵を煮たものでした。
かつおのたたきです。正月明けなのにかつおが食べられるとは思っていませんでした。 しかも厚切りで一切れが大きい! 上には塩がパラパラとかけてありました。
口にはこぶと香ばしい香り。噛むとやさしい脂があって口福が広がります。塩がすごく合ってる。 こんなに美味しいかつおを食べたのは初めてかも。 わたしは炙ったかつおとかあまり好きじゃなくて、かつといえばお刺身が好きだったのですが、これはびっくりするほど美味しい。
これは日本酒をいただきたいです。メニューをみて、ぴんときた“文佳人”をいただきました。 香りがあって、キレのいい感じ。かつおにも合います!
かつおの下にはスライスされた玉ねぎがあって、脇にニンニク、ワカメ、ミョウガもあるし、ゆずもあるので、かつおに載せてゆずを絞って食べると、これまた美味しいんです。
もちろんポン酢でも絶品です。
最初にレストランに入った時からゆずのいい香りがしていたんです。 このポン酢だったのかな?
最初にテーブルに着いた時に、ここまでのものが用意されていました。 これだけでも十分っていうくらいどれも美味しくて、、、
ここでお品書きには無かった“田舎寿司”が来ました。野菜のお寿司です。さっぱりして美味しくいただけます。
天ぷらです。たらの芽、椎茸、姫竹、里芋?、かき揚げでした。 あーやばい!おなかいっぱいになってきた。
焼き物は、四万十鶏香草焼きです。この写真ではわかんないんですけど、お皿には焼いた石がのっていて、その上に焼かれた鶏が載せてあって香ばしいです。 身は柔らかくてジューシーで美味しいです。周りの野菜も美味しい。
最後はご飯です。 なんと土佐ジローの卵かけごはんです。 朝食に生卵はよくあるんですけど、夕食では初めて。 でもね、さっぱりしてて美味しい。 蛤のお椀がまた美味しい。
あー苦しかったー。おなかいっぱい。だけどアイスは別腹。煎茶アイスだって。うーーん、ほどよい苦みが美味しい。
食後はバーラウンジでコーヒーをいただくこともできるけど、部屋に戻って休憩。 寝る前にもう一度お風呂に入って、ゆっくり寝ました。Zzzz...
つづく