秋の温泉旅行
秋真っ盛りの那須へ一泊二日で行きました。旅程は、東京から東北自動車道で那須を往復しました。 行きは途中で、埼玉の加須うどんを食べ、帰りは、栃木の佐野ラーメンを食べました。
うどん
まずは、加須(かぞと読みます)の「登路うどん」です。 うどんと言えば讃岐うどんが流行っていますが、関東も昔から小麦の産地なので、おいしいうどんがあります。 群馬の水沢うどんもそうですし、加須うどんもその一つです。
実は、先月香川で讃岐うどんめぐりをしたばかりですが、、、(^_^;;
頼んだのは、イカ天うどんです。ちょっと寒い日だったので、暖かいうどんを頼みました。 うどんは、讃岐に比べると細いんですが、もちもちっとして、こしがあって「あぁ旨い」。 もっと早く食べたかったと後悔しました。なんで後悔?かというと、実は数年前に知り合いから加須うどんのおいしいお店を聞き、地図まで書いてもらって行ったことがあったんです。 でも、その時は、到着時間が悪く、ちょうどお昼の営業が終わっていたのです。苦節数年(大げさ(笑い)。いやぁ、大満足でした。 また行きたい。
ちなみに、地元のお客さんたちは、冷たいざるうどんを食べていました。 季節にもよるのだと思いますが、ざるうどんもおいしそうでした。
車の運転をしているカミさんです。交代で運転すると楽ですね。
那須
那須の「乙女の滝」と周辺の秋色です。
今夜泊まる板室温泉 大黒屋さんの部屋です。とてもモダンな感じで、なんと言っても最初からふとんが敷いてあることが嬉しい。 寒いところなので、温泉を使った床暖房が入っていて素足でも快適です。
仲居さんは、館内の説明をした後は、食事を運んでくる以外干渉しません。 とてもゆっくりできます。必要ならCDプレイヤーをフロントで貸してくれます。
大黒屋さんは、チェックインが午後一時から、チェックアウトが午前十時半とゆったりしています。
さっそくお風呂に入りました。板室温泉のお湯は、匂いもなく、無色透明で、少しヌルっとするやわらかいお湯で、いわゆる美人の湯です。
お湯は源泉掛け流しで、ぬるめなのでゆっくり入れます。内湯の向こうに露天風呂の東屋が見えるでしょうか。 露天風呂の傍には那珂川が流れています。
お風呂はこの他に、檜風呂があります。すべて源泉掛け流しです。それと40度の温熱サウナがあります。 蒸気や高温と違って、じんわり体が温まるので、冷え性の私にはとてもいい感じでした。
楽しみにしていた夕食です。季節の食材を使ったほどよい量の食事をまとめて運んでくれます。 ごはんはもちろん那須でとれた新米です。おひつに入ったピカピカのご飯は二人でお替りをしても余裕があるほどでした。
ワインやシャンパンの品揃えもあって期待以上です。もちろん日本酒や焼酎もあります。どれもほどよい価格でした。
大黒屋は、癒しとアートの宿です。様々なアーティストの作品が館内にも屋外にも展示されています。 また定期的に個展も開かれています。体も心もゆったりできます。
朝食も部屋に運んでくれます。ほどよい品数と量がうれしい。それでいて、それぞれがとてもおいしい。 板室温泉は、元々湯治場として永く愛されてきたところです。 この大黒屋さんにもそうした長逗留向けのプランもありますし、連泊すると宿代が少し安くなったりします。
板室温泉の近くにある那須湯元の温泉神社へ参った後に、足湯に行きました。 那須湯元温泉は、硫黄の匂いがする温度の高い温泉です。 足湯は、湯元にある「鹿の湯」という昔からの共同浴場と同じ源泉から引かれています。 無料なので、たくさんの人が入れ替わり入っていきます。血行がよくなるからでしょうか。 上がると、とてもすっきりして、体も温まります。
佐野
最近、スマートICと呼ばれる高速の入り口がありますよね。 那須には「那須高原SA」にスマートICがあって、利用しました。 那須ICは混むので、こうしたスマートICは便利ですね。
帰りに寄ったのは、佐野ラーメンのお店です。初めてでしたが、さっぱりした薄味の醤油らーめんは旨いですね。 餃子もおいしかった。あ、お店は「亀嘉」です。
え?佐野に行ったのに佐野プレミアムアウトレット寄ってないかって?当然、行きました。 御殿場にもありますが、揃っているブランドが違うので、それぞれに行く価値がありそうです。