ぶたのしっぽ

地ビールフェスタ

去年なんですけど、岩手の一関で地ビールフェスタっていうのをやってるって知ったんです。 全国から80を超える地ビールが集まって飲み比べできちゃうんです。 楽しくないですか?

今年、絶対行ってみようと思って、色々と調べていました。 一関は世界遺産になった中尊寺がある平泉のお隣り。 新幹線の駅もあるんですよ。 最初は新幹線で日帰りでいいかな? って思ってたんですけど、いっぱい飲んじゃったら帰りがしんどいかなって考えて一泊することにしました。

ぶいんぶいん、たのしい、ぶひ。

泊まるなら車でいいかなぁって。

「ぶいんぶいん、たのしい、ぶひ。」

ちゅるちゅる、おいしい、ぶひ。

途中のSAでお昼です。わたしは冷麺。美味しい。

「ちゅるちゅる、おいしい、ぶひ。」

ビールの前に世界遺産 毛越寺にやってきました。

毛越寺 紅葉

毛越寺は奥州藤原氏が造営したとされる寺ですが、いまは建物は無く池が残るだけです。1000年前を偲ぶことしかできませんが、なんだかとっても感動しました。 中尊寺の金色堂もすばらしいけど、何も無くなって池だけっていうのもいいねぇ。

紅葉がほんのり赤くなってたし、萩の花も咲いてた。秋は更に美しいでしょうねー。

オーストラリアからも観光に来られてましたよ。でも今日は30度を超える暑い日。南半球のオーストラリアは冬。さぞ暑いでしょう。

毛越寺

毛越寺は“もうつうじ”と読みますが、読めない方がほとんどだと思います。わたしも“もうえつじ”だと思ってました。 “越”は、エツまたはオツと読みます。当初はモウオツジだったものが、モウツジ、モウツウジへと変化したものだそうです。

厳美渓

毛越寺から近い厳美渓に来ました。渓谷は川があるからでしょうか、少し涼しげです。

だんなが、団子食べようか? って。。。

空飛ぶ団子

わたし知らなかったんですけど、岩の上にカゴがあって、そのカゴがロープで対岸にある団子屋さんにつながってるんです。 カゴに代金を入れて、置いてある木槌で板をたたくと、おぢさんがロープを引っ張って、カゴに団子とお茶を入れて、するするってカゴが降りて来るんです。 すっごい面白い。

大きな団子が3串も入ってました。楽しいねー。

一関はお餅文化で有名。ハレの日以外でもお餅を食べるんだそうです。道の駅 厳美渓にあるレストランには餅御前っていうのがあって、小さなお餅にあんことか、胡麻だれとか色んな味のお餅が小皿に並べられるのがあるんです。 でも今はおなかいっぱい。今度にしようね。


ホテルにチェックインして、さぁ、いざビールフェスタへ。一関駅から会場までは徒歩5分ほど、道路沿いには案内が出ているので迷うことはありません。

ビールフェスタ会場

会場は大賑わいです。 2000円で10枚のチケットを買って、さぁ飲むぞ!

時間限定ビール

時間限定ビールっていうのがあったので、まずは神奈川と兵庫。あー旨い。一番遠く離れた石垣島は売り切れだった。 ビールはカップ1杯がチケット2枚でした。

次は遠野、地元産のホップを使ってるんだって。飲むとホップの香りと苦みが美味しい!

食べ物も色々あって、すっごく迷っちゃう。

富山の城端麦酒

これすごいよ。左はピンクグレープフルーツ味、飲むと本当にグレープフルーツの味がするの。緑色のは、飲むとレモン味なのー。 色もかわいいけど、味がびっくり!富山の城端麦酒だって。

他にもイチゴ味の赤いビールとかもあったよ。 いやー楽しすぎる。

会場には大きなテントの下にイス席や、テントの周りには立ち飲みテーブルがありました。あと奥の方には建物の1Fがやっぱりテーブル席になってました。 余興もちゃんとあって、フラダンスや、地元のおぢさんバンドの演奏など色々あってすごく盛り上がってました。

お揃いのTシャツ

こんなお揃いのTシャツ仲間もいたし

ビールジョッキの帽子

ビールジョッキの帽子かぶった人もいたし、まさにビール瓶っていう被り物の人もいた。

金曜日から日曜日までやっていて、土日は11時から夜までやってるよ。


わたしたちはいい感じで酔って、一旦ホテルに戻って休んでから、次は地元の居酒屋へ。

やきとり山平

ネットで評判が良かった“やきとり山平”さん。カウンターと小上がりが2つだけの小さなお店ですぐいっぱいになっちゃうの。 入れてラッキーでした。後から何組も来て断られていました。

焼き鳥

焼き鳥は小さめで、炭火で焼いてるからすぐ焼けるの。美味しい。

イカ焼き 揚げだし

イカ焼きはふっくら。揚げ出し豆腐も美味しい。

当たりでした。もう50年以上やってるんだって。

あー楽しかったー。 次はどこのビール飲もうかなー(笑)。