ぶたのしっぽ

島イタリアン

つづき

夕食はホテルにあるレストラン アダンで島イタリアンをいただきます。

アダンって何のことだろうと思っていたら、島に生えている植物なんですね。

アダンの実

丸いパイナップルみたいな実がつく植物がホテルの敷地にも植えてありました。これがアダンなんだそうです。実は熟すと黄色っぽくなってスナックパインみたいにちぎって食べれるんだそうです。 でもほんのり甘いだけで、美味しいかっていうとう~~んっていうものらしいです。

さて、島イタリアンの始まりです。

アンティパスト

まずはアンティパストです。マグロと鯛、エビのカルパッチョに、ほうれん草のキッシュです。 魚は鮮度がよくてドレッシングも美味しいです。

紫芋のスープ

スープは紫芋でした。色が鮮やかでちょっとビックリ。食べると甘さとクリーミーな感じがマッチしてて美味しいです。 ジャガイモのスープはよくあるけど、サツマイモのスープは初めてでした。 上手に甘さを抑えてるんだと思います。 甘さを引き出してデザートにもできそうな感じ。

カルボナーラ

プリモピアットは、塩豚を使ったカルボナーラでした。塩豚がベーコンの代わりに使われていて、卵のクリーミーな感じとマッチしてとっても美味しいです。 だんなは実はカルボナーラは苦手なんだって、特に卵が生っぽいのはだめらしいんだけど、これは美味しいって。

タンシチュー

セコンドピアットは、タンシチューでした。デミグラスソースがあっさりしてて、タンもほどよい大きさです。 食べるとやわらかくて、ソースと一緒に食べると美味しいです。 このセコンドピアットの時にパンかライスをいただけます。 わたしは迷わずパンをもらって、ソースつけていっぱい食べちゃった。

マンゴーアイス

ドルチェは、マンゴーアイスでした。食べると刻んだ実も入っていて、まんごー!って味が口いっぱいに広がります。 美味しい。わたし小食だから、いつも最後のドルチェにたどり着けないんですけど、きょうは量がちょうどよくてドルチェ食べれた。 うれしい。

正直、食べる前は奄美大島で島イタリアンなんて、たいしたことないだろうと高を括っていました。 でもこちらのイタリアンはそんな心配を大きく払拭していて、いい意味で期待を裏切ってくれました。 ちゃんと地元の食材を上手に使ってますし、本当に美味しかった。 いいシェフがいるんでしょうね。

夕食はスタンダードだと島料理コースみたいで、食事には鶏飯がだされていました。 わたしは強く島イタリアンをお勧めします。

奄美大島は最近LCCのバニラも就航していて、観光客が増えているようです。レストランでも若い女性のグループや年配のご夫婦とかをみかけました。

南の島で夜、星を観れたらステキだろうなぁって思っていたんですけど、残念ながら曇ってしまったのでみれませんでした。

星空

でもだんなが明け方に雲の切れ間に星みれたって、写真撮っておいてくれた。

つづく