ぶたのしっぽ

憧れの宿へ

みなさんも一度は行ってみたい憧れのお宿やホテルがあるでしょうか。 そんな憧れのお宿へ行ってきました。

特等席

「くろはね、ぶいん、ぶいんが好き、ぶひ。」「きんは、初めてだからわくわく。」 いつものように特等席はくろちゃん。 さぁ、お宿へ向けて車を走らせます。

都心からわずか一時間でもう海老名SAまで来ちゃいました。 快調です(にこにこ)。 週末だと車と人でいっぱいのSAもきょうはすいてますね。

あ、年末ジャンボ売ってますよぉ。 せっかくなので買っちゃいましょう。 ぱん、ぱん。当たりますように(祈り)。

湯河原へ

東名~小田原厚木を経由して石橋ICからR135に出ました。 知ってました? 真鶴道路って、旧道は無料になったんですよ。 でもナビくんは知らないようです。 「♪この先、料金所です。料金は200円です。」なんて言ってます。

着きました。 門の前には誰もいません。 うーーん、車はどこに停めるのかな?? まぁ車寄せがあるから停めてみましょう。。。

すると、どこからともなくお宿の方が出てらして、挨拶をされました。 、、、一人、二人、、、四人は出てらしたでしょうか。 荷物を預け、車も移動してくださいました。

玄関

ここは憧れのお宿「海石榴(つばき)」です。 玄関にもたくさんの宿の方が出迎えてくださいます。 「あら、かわいい、ぶたさん。」 お宿の方にくろちゃんは大人気です。

お薄

まずはロビーに案内され、お薄とお菓子をいただきます。 おいしいですね。ほっとします。 くろちゃんたちも飲む? 「ごく。ぶ~、にがい、ぶひ。」「おいしぃよ。きんは好き。」

コアラは、ユーカリ食べてるからか。 くろちゃんには、苦かったようです。

狩衣

お部屋です。 荷物や着替えを置ける次の間と、この10畳の間です。 お部屋のお風呂は小さいけれど伊豆石の湯船で、窓から景色をみることもできます。

座布団 タオル

海石榴は、部屋数が少ないのかと思いこんでましたけど、けっこう広くてたくさんのお部屋があるんですね。 お宿の名前は「椿」の古い字なんだそうです。 しつらえにも椿がさりげなくあしらってあります。 座布団やタオルにも。

ご婦人用の浴衣も椿柄でステキ。 それではお風呂へいきましょう。 こちらのお宿は、"L"字のような建物配置になっていて、"L"の角が玄関で、 泊まった部屋は"L"の一方の方で、お風呂はもう片方。 それと山裾に沿って建てられているので、何度かエレベータを乗り換えます。

内湯 露天

こちらは男性の大浴場です。 ぱっと見ると内湯はそれほど大きくはありませんが、大人が8人はいって両手を広げることができます。 ご婦人の大浴場も同じような大きさのようです。 お湯は無色透明でやわらかで、体の芯まで温まります。 露天はゆったりと四人は入れるでしょうか。 それに見てください。 この紅葉。 ちょっといい季節に来たようです。

お風呂にはタオル、バスタオルが用意されているので、手ぶらでいくこともできまし、濡れたタオルに困ることはありません。

湯上り

湯上りにはビールやジュースのサービスがあります。 もちろんビール。 ごく、ごく。ぷはぁ~~。

夕食

海石榴の楽しみは、一品づつお部屋でいただく京懐石です。 飲み物もワイン、シャンパン、日本酒などよさそうなものが用意されています。 わたしたちはビールで乾杯。

ごくごく

「おいしい、ぶひ。」くろちゃんもご機嫌です。 それでは今夜の懐石をどうぞ。

食前酒 鮟肝豆腐

まずは先付の鮟肝豆腐。まったく臭みがなくて、なめらかでとってもおいしい。

前菜 かに真薯 お赤飯

前菜は、左から時計回りにフカヒレ柚釜、子持鮎有馬煮、なまこみぞれ酢、鯛網傘寿し、子持ち昆布、クワイ、昆布〆サーモン、など。迷い箸になりそう。どれもおいしい。ビールがすすみますね(笑い)。

椀物は、かに真薯の板蕨のせ。ほっとするおいしさです。

お赤飯は、お誕生日のお祝いです。大納言小豆のおいしぃこと。

お造り 炊合せ 焼物

向付は、左から平目、戻り鰹、伊勢海老。伊勢海老もおいしいけど、戻り鰹があぶらがのって美味です。

炊合せは、海老芋、大徳寺麩、水菜

焼物は、マナガツオ。 もう、この辺りからかなりおなかいっぱい(*^_^*)

進肴 温物 ご飯

進肴は、和牛しゃぶしゃぶとお品書にあって、食べれないかもぉと思ってましたが、まぁなんともお上品に小さく二切れ。とってもさっぱり。

温物は、すっぽんの真薯に聖護院蕪

しめは、松茸ごはんでした。香りがとってもいいですねぇ。

フルーツ お菓子

フルーツは、メロンと巨峰に、山ブドウゼリーと和菓子

もう食べれましぇん。(^_^;; 食後少し休んでから、もう一度お風呂に入ってそのまま寝てしまいました。 おやすみなさい。 あ、そうそう寝巻きは、浴衣とは別に作務衣のようなものを用意してくださいました。

翌朝

浴衣だと朝起きると、はだけてしまっていることってありませんか? (わたしの寝相が悪いだけかな(^_^;;) でも、作務衣だとそんなことなくていいですねぇ。

朝は、少し雲がありましたが、少しずつ晴れてきました。 起きて、朝風呂へ。 シャキッとして、朝食を。

卵焼や和え物 湯豆腐と焼き魚 炊合せ ご飯とお味噌汁

朝食はほどよい品数と十分な量でおなかいっぱい。

紅葉

朝食が終わるころラウンジではコーヒーや紅茶のサービスもあります。部屋から見える紅葉がほんとにキレイ。 まだ赤くなっていない葉や、薄く色づいた葉などモザイクな色合いが最高です。

食事もおいしいですし、お宿の方の気配りも行きとどいて、本当によいお宿でした。

宿を後に

お部屋で支払いをしている時に、 お宿の方から熱海にあるMOA美術館を紹介されました。 まだ行ったことが無かったので、早速ナビに案内してもらって行ってみました。 場所は、熱海駅の山の上のようで、ミカン畑をぬうように坂道を登りました。 すると大変よく手入れのされた庭に続いて巨大な建物が現れました。

「JAFカード見せるといいんじゃない?」という声が、、、というのも、以前日帰り温泉でJAFカードを見せると100円引きというのがあったからです。 さっそく入口でJAFカードを見せると、入場料1600円が、200円引きでした。 なんかすごく得した気分。

こちらの美術館には骨董として価値の高そうな(^_^;;陶器や、螺鈿や蒔絵の施された工芸品などが多く収蔵されていました。 ちょうど「金」に関する展示が行われていて、自然な状態で掘り出された金や、なんと120Kgの金塊を触れたりしてちょっとびっくり。 更にここには、尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」や、本阿弥光悦の作品なども収蔵されていて、びっくり。でも「紅白梅図屏風」は年に一度だけ公開だそうで、残念。 熱海の山の上からは、キラキラ光る相模灘がほんとうにキレイでした。

童子(わらべ)

そろそろお昼ですねぇ。 湯河原に雑誌やテレビでよく紹介されるむぎとろのお店があります。 「麦とろ 童子」です。

メニュー

入るとすでに6組待ち。 案内されると、おもしろいご主人が、ギャグをまじえてメニューの説明をしてくれます。 といっても選べるのは壁にかかっている4種類です。

しらすとろろ うなとろ

新作の「うなとろ」と人気No.1の「しらすとろろ」にしました。

麦とろは、ヘルシーでとってもいいですね。 ただぁ、昨夜からの食べすぎでおなかいっぱい。(^_^;;