バンコクで格安SIMを使う

2015年7月31日

だんなです。タイのバンコクに出かけました。去年、ヨーロッパに行った時も現地で格安SIMを使いました。

今回もバンコクで格安SIMを使おうと思います。

SIMロック規制

現在、日本のスマホはドコモやKDDIに限らず基本的にはSIMロックされていて、スマホ本体と提供されたSIMは固定された設定になっています。ドコモの場合、機種によってはこれを解除して別のSIMを使えるようにできます。今年の5月以降に発売された新製品からはSIMロックはされていますが、申請によってSIMロックの解除が無料でできるようになりました。ただし、それ以前に購入された機種については手続きに3000円の費用がかかります。

2015年夏モデルのSIMロック解除オンライン手続き (ITmedia)

バンコクスワンナプーム国際空港の入国審査を終了して到着ロビーに出ると、すぐ外貨両替などのショップが目に入ります。そうしたショップの並びに格安SIMもあります。

最初に見えるのは水色の看板が出ているdtacです。その隣が黄緑色のAISです。出口に近いこともあって結構混んでいます。おおむね299THB (およそ1140円)で、一週間1.5Gbpsまで利用できます。ただし速度は3Gです。

今回は行きませんでしたが、この2つのショップをパスして更に歩いていくと、true moveというショップもあるようで、こちらはLTE(4G)も使えるらしいです。

どこのショップもスマホを渡すと、SIMの入れ替えや設定など全部やってくれます。みていると、日本語表示の画面でもかまわず設定をちゃっちゃとやっていました。慣れているんですね。

今回はAISを利用しました。スマホの画面上の方にキャリアの名前“AIS”が表示されているのがわかります。今回は家族で来たので、わたしのスマホでテザリング設定することで、家族はWiFiを通じてわたしのスマホからネットに接続できました。速度も3Gでしたけどまったく問題ありませんでした。

こんな感じなので、手渡されたSIMパッケージを見ることもなかったんですが、パッケージにこのSIMの電話番号が書かれています。この番号にかけると通話ができました。あまり詳しく確認しなかったんですけど(^_^;;タイ国内なら、1THB/1分で通話できて、このパッケージには100THBまで付帯しているようでした。もちろん国際電話もできるので、わたしは家族と連絡するのに日本のケータイ番号で通話できました。

例えば、090-1234-5678に電話するなら、003-81-90-1234-5678でつながります。003がAISからの国際電話指定で、81は日本を意味する国番号で、かけたい相手の電話番号の最初の"0"を省略します。

スマホへの電話

海外から日本のスマホやケータイの電話番号に通話すると、呼び出した側にも国際電話代金が請求されるのは当然ですが、着信する側が海外にいる場合は、着信した側にも国際電話代金が請求されます。例えばドコモだと、1分当たり155円かかります。

頻繁に電話で連絡をするのであれば、家族分の格安SIMを購入するなど、必要となる料金をよく考えた方がよいと思います。

※海外でのスマホの利用に関しては、ここでご紹介した内容を鵜呑みにせず、必ずご自身で確認されるようお願いします。筆者は、ここでご紹介した内容について一切の保証をしかねます。