ぶたのしっぽ

ドコモから格安SIMに移行

だんなです。これまでドコモのガラケーとスマホの2台持ちを続けていました。その理由は。

  1. ガラケーは折り畳みでポケットやバッグに入れて持ち歩き易い
  2. 電話に出る時簡単
  3. 電池持ちがいい。一週間くらい軽く使える。

しかし、そのガラケーもついに保証期間が終了してしまいました。特に困ってはいないのでこのままでもいいかなと思っていたのですがスマホの方でSNSの利用が増えてギガを増量する必要に迫られてきました。 どうせスマホの契約変更をするのであれば、ガラケーとスマホの2台持ちを改めた方がよいのではないかと思い始めました。

現在の料金

現在支払っている料金を整理してみました。これは夫婦二人分です。ガラケー2台はドコモで、スマホ2台はIIJmioです。IIJmioの契約では電話番号を持たないデーター通信専用にしてました。

ドコモ5,000ガラケー用
IIJmio900スマホ1台目
IIJmio追加SIM400スマホ2台目
合計6,300

ドコモで10G以上の契約をするとギガホの30GBで6,980円もかかります。

そこで、この際ドコモを解約してIIJmioに契約をすべて移そうと考えました。IIJmioにはファミリーシェアというのがあって12GBだと3,260円なんです。それに追加の音声SIM(電話できるもの)を加えます。

ファミリープラン3,260
追加音声SIM700
合計3,960

なんと6,300円が、3,960円になって差額▲2,340円!年額にすると28,560円もお得になるんです。よしMNPでいま使っている電話番号をそのままにIIJへ行くぞ。

ちなみにMNPとは持っている電話番号をそのままに契約する通信会社を変える言わばお引越しのことです。

キャリアメール

契約する通信会社を変更するとドコモなら @docomo.ne.jpとか、AUだと @au.comとか通信会社が提供してくれていたメールアドレスは使えなくなります。

通信会社をお引越しをする前に、グーグルの@gmail.comとか、Yahoo!の @yahoo.co.jpなどの無料で通信会社に依存しないアドレスを普段使いにして、お友達や家族などにお知らせしておきましょう。

まぁいまは連絡にLINEしか使っていないという人も増えていますから、メールアドレス変えても生活に困ることは少ないかもしれません。

ちなみに通話料金は多くの通信会社でほぼ同じで30秒で20円です。ただし、ドコモでは無料通話が毎月1,000円分くらい付帯している契約があります。更にその無料通話分が2か月とか繰り越せますので、少ない通話であれば実質無料となっている人も少なくないでしょう。 auではファミリー契約していると家族間のショートメッセージが無料ですね。 例えば今回転入したIIJでは無料通話はオプションとなっています。通話が多いとかSMS(ショートメッセージ)が多いという方はそれにかかっている料金も勘案する必要があります。

ドコモショップ

IIJmioのファミリーシェア契約で夫婦二人をMNPで転入させるためには、二つの電話番号の名義が同一であるという条件が付きます。更に夫婦でドコモのファミリー契約を行っていたためMNP転出手続きはネットのマイドコモからはできないこともわかりました。 個別契約であればネットでMNP予約番号をもらうだけで済むのですが、そうもいきません。

まずドコモショップへ行って、妻のガラケー契約名義を夫であるわたしに変更してもらいました。その上で2つの電話番号について「MNP予約番号」を発行してもらいます。そしてそれを紙に印刷してもらいます。

dポイント

dポイントが貯まっている時には、dアカウントを事前に登録してdポイントカードを発行してもらえば、ドコモを解約後でもdポイント使えますよ。

ビックカメラ

MNP予約番号を印刷した紙をビックカメラに持っていって、IIJのファミリーシェアにMNP転入したいと伝えると手続きをしてくれておよそ1時間ほどで新しいSIMが発行されました。

ちょうど今キャンペーンをやっていてこの手続き費用は1円でした。更に、MNP転入には5,000円キャッシュバック!

契約で渡されるのは、SIMと呼ばれる小さな部品だけです。SIMをスマホに入れて設定するのは自分でやります。

SIMを入れる

SIMカード

これがIIJmioのSIMです。クレジットカードみたいなのにSIMが付いています。裏返してみると。

SIM

SIMには大きさがあって、切り欠きの一番外側が標準SIMです。その内側に切り取り線が付いているのがmicroSIMで、一番内側の最も小さい切り取り線がnanoSIMです。いま販売されているほとんどのスマホはnanoSIMです。

SIM

小指の爪ほどのSIMには、通信会社との契約番号が入っています。その契約番号を通信会社に送ると電話番号がわかる仕組みになっています。 多くの方がスマホ本体に電話番号が記録されていると思い込んでいますが、違うんです。この小さな部品が契約のすべてなのです。このSIMを変えることで通信会社が変わり、電話番号が確定します。

金属部分に直接手を触れると腐食のおそれがあるので、手袋か指サックを使って必要なサイズのSIMに切り離します。そしてスマホの電源を切ってからSIMトレイを引き出して、新しいSIMを入れます。

SDカードとSIM

写真にあるのがSIMトレイで、左がSDカードで白いのがSIMです。スマホによってはSIMピンと呼ばれる細い金属ピンを穴に差し込むとSIMトレイが出てくる機種もあります(例、Samsung Galaxy)。

ちゃんとSIMが入ったら、電源を入れます。そして「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」などにある「アクセスポイント」でIIJmioを選ぶだけです。 もしIIJmioが無かった時は、IIJmioにある設定方法を参考にしてください。

IIJmio APN設定

いままで使っていた電話番号に電話するとIIJmioのSIMを入れたスマホにかかってくれば完了です。これでガラケーは止めて、スマホ2台だけになりました。

使わなくなったガラケーは、ドコモの回収に提供します。中には金などの希少金属が使われてますからね。

ドコモの費用

名義変更は無料でした。MNP予約番号の発行には2,000円。それと一年割りなどを契約していて残存期間が長いと違約料として3,000円かかります。 それらは翌月の支払いにまとめて請求され、ドコモ契約は自動解消となります。

手続きにかかった時間

まずドコモショップは待ち時間を減らすためにショップを訪れる日時を予約する方式に変わりました。しかしわたしは田舎に住んでいるので大丈夫だろうと高を括って、予約せずにショップに行ったところ80分待たされました。(^_^;;

そこから名義変更に15分、MNP予約番号の発行に15分でした。

MNP予約番号

これがMNP予約番号と期限の書かれた紙です。ここに書かれている期限までに転入先に異動しないと無効になります。転入先は指定不要です。自由に選べます。MNP転出期限はおよそ2週間ほどでした。慌てる必要はありません。