香港・マカオで格安SIMを使う
だんなです。香港・マカオを旅行してきました。 以前、ヨーロッパに行った時も現地で格安SIMを使いました。
今回も格安SIMを使おうと思います。
SIMロック規制
現在、日本のスマホは大手のドコモやKDDI、ソフトバンクではSIMロックされていて、スマホ本体と提供されたSIMは固定された設定になっています。 ドコモの場合、機種によってはこれを解除して別のSIMを使えるようにできます。 2015年5月以降に発売された新製品からはSIMロックはされていますが、申請によってSIMロックの解除が無料でできるようになりました。 ただし、それ以前に購入された機種や店頭での解除手続きには3000円の費用がかかります。
2015年夏モデルのSIMロック解除オンライン手続き (ITmedia)
格安SIMと一緒に購入できるスマホではSIMロックされていないものもあります。
香港・マカオで使えるSIMをネットで検索していたら、なんと! Amazonで販売しているのを見つけました。 普通、海外旅行では現地に着いてから空港などでSIMを購入するんですが、Amazonで売っていれば日本にいる間に調達ができます。
中国聯通 (China Unicom)のSIMです。8日間、香港・マカオ両地域でデーター通信無制限で使えます。500円でした。安い。
SIMはカードに付いていて金色の部分がそうです。切り欠きがついているので自分のスマホのSIMサイズを確認して切り取ります。指で押せば外れます。 切り欠きは大きい順に標準、マイクロ、ナノと3種類付いています。 いまの主なスマホはナノSIMという一番小さいものを使用しています。 金色の部分は電気が流れるところなので直接指を触れると腐食したりするので手袋したり指サックなどを使うとよいでしょう。
SIMは小さくて無くしてしまいそうですよね? わたしはSDカードなどに付属しているケースを使うようにしています。
SIMの組み込み方は、出発前に取扱説明書などを読んで確認をしておきましょう。多くの機種でSIMとSDカードは同じトレーに取り付けます。Xperiaは取り出し口に爪を指し入れる切り欠きがあります。 Galaxyは細い金属状のピンが必要です。ピンを差し込むとSIMトレーが出てきます。購入した時にピンが付属していなかった場合は、太めの安全ピンや細い釘の先をペンチで切って使います。
飛行機が出発すると電波を発する機器は機内モードか電源を切ることになります。 機内WiFiを使用しないならここで電源を切りましょう。
電源を切ったら、今入っているSIMを取り出します。SIMは小さくて落として無くすと大変困ります。ハンカチなどを敷いてその上で作業をするとよいでしょう。 表と裏があるので入っていたSIMをよくみて取り替えます。
現地に到着してから電源を入れて、SIMの設定を行います。
設定方法は、SIMが入っていたパッケージに中国語と英語で書かれています。 わたしはAndroidなので「設定」>「ネットワーク」>「モバイルネットワーク」と進み、データーローミングをonにして、アクセスポイント名でunicomや3gnetが表示されればそれを選ぶだけです。 アクセスポイント名が表示されないときは「+」などで追加します。アクセスポイント名とAPNには、3gnetを入力して、Auth(認証)にはCHAPを指定します。 作成した3gnetを選択して終了です。
正しく接続されるとショートメッセージが届きます。中国語なので読めませんが、、、
ちゃんと4G/LTEで接続されました。また香港・マカオ市内ではキャリアアグリゲーション CAも使えました。おせっかいなのか宣伝なのかわかりませんが有名なホテルのそばを通るとホテル宣伝のショートメッセージも届きました。
同行した家族は機内モードのままWiFiだけオンにしてテザリングを通じてネット使えました。
ただしこのSIMは通話ができません。SIMを替えているので、日本の電話番号での着信やショートメッセージの受信もできません。自分のスマホの電話やショートメッセージも海外で使いたい時には、通信会社が提供する海外ローミングを利用してください。 一般に海外ローミングは高額で一日当たり1900~2500円などかかります。よくわからないという方はドコモショップなど通信会社の店舗で相談される方がよいと思います。
※海外でのスマホの利用に関しては、ここでご紹介した内容を鵜呑みにせず、必ずご自身で確認されるようお願いします。 筆者は、ここでご紹介した内容について一切の保証をしかねます。